もし、あなたが行動できないタイプでそれを気にしているなら、
もし、あなたが行動できないことがダメだと思っているなら
もし、あなたが行動できない事で何かを改善しようとしているなら
この話は知っておくと良いんじゃないかと思います。
なんの話かと言うと
僕たちはそもそも変わりにくい生き物だ
という話です。
僕たちの脳の仕組み
僕たちの脳にはかつて祖先たちが生きて来た記憶が格納されていると言われています。
そして、その記憶には共通点があるんです。
それが、状況が変わると死ぬ
という共通点。
僕たちは今、安全に暮らしています。
突然、物陰から猛獣が襲ってくる、とかないし
突然、家がぶっ壊れて雨風しのげなくなる、とかないし
突然、食物の流通がストップして食べられなくなる、とかないのです。
でも、みんながこんな風になったのは歴史上で見ると最近のこと。
ここ、何百年のことなんです。
かつては
猛獣が襲ってきて
雨風をしのげなくなって
食物が取れなくなる
そんな時代があったわけです。
そして、歴史的に動きが少ないし、推測できないから強調されないだけで、その時代のほうが圧倒的に長い。
そんな記憶を僕たちの脳はたくさん持っています。
そして、その記憶に対してココロはどう動くか?
現状を維持しなければいけない
と思うわけです。
だって、今の生活を維持しなければ脳的には
猛獣に襲われ
雨風がしのげなくなり
飯が食えなくなる
わけですから。
もちろん、現実はそんなことはないですよ。
でも、現実にはリスクが無くても脳内の記憶量としては圧倒的に先の記憶のほうが多いのです。
これが本能
この差があるから僕たちは
新しいことに挑戦したり
自分の何かを改善させたり
今までのパターンを変える行為に対しては
自然と反抗してしまうのです。
現状維持できないから。
安全な時代なのに、脅威を感じる。
こうやって文字にされるとなんか馬鹿らしくないですか?
でも、馬鹿らしいと思っても、先に解説したのは本能的な動きだから避けられないんですよね。
だったら、どうするか?
それは長くなるので次回にしましょう。