『彼らはあなたの味方だ。

彼らと話して、自分の弱さを見せろ。

ありのままの自分を見せろ』

これはあのポール・マッカートニーが
舞台恐怖症を克服するアドバイスとして
ハンス・ジマーに授けたものらしいです。

ハンス・ジマーというのは名作曲家で、
『ライオン・キング』の曲を作った
作曲界の権威です。

ポールはある曲の2番を
演奏するはずだったのに
ブリッジを演奏してしまったことが
あったそうです。

しかし彼は、バンドのメンバーが
ポールのミスに気付いていて、
本来はブリッジのはずのところで
コーラスではなくブリッジに
進んでしまうだろうと踏んでいた。

にも関わらず、コーラスに進んだ。

それでポールは演奏を中止。

しかし、観客は大騒ぎして、
その演奏をとても気に入ったという
エピソードがある。

こういう経験があるポールの言葉であります。

世界を信頼して、自分の弱さを見せる。

結局、こういうことを言っているわけですが、
これは舞台恐怖症のアドバイスだけに
とどまりません。

自分の弱さを人に見せようと思ったら
まずは自分の弱さを
受け入れ、認め、自覚しないと駄目なのです。

これはギター上達においても同じことです。

上達しようと思ったら自分の弱さを
受け入れないと駄目です。

毎日弾くことが出来ない
根気がない
時間がないから出来ない
仕事が忙しい
すぐに飽きる
気が散る

こういうのはすべて弱さです。

そして、弱さがあるのは誰しもそうなのです。

あのポールマッカートニーですら
ミスるわけです。

世界的に認められた作曲家でも
舞台恐怖症に悩まされる。

問題は、それをどうやって克服するかです。

その第一歩は認めることなのです。

ギターが弾けない、下手である。

それで良いのです。

それだから上達の楽しみ、達成感、感動を
味わえるのです。

自分にはセンスがない。

それで良いのです。

センスがない…つまり鈍物が
磨き込んで出来上がった姿ほど
美しいものはない。

下手にセンスがあることに調子づき
センスの上にあぐらをかくような人間は
せっかくのセンスも殺してしまうのが
現実です。

弱さを認めることは
下手な練習法を根性で実践するより
重要だと思います。

あなたの弱さは何でしょうか。