フォードと言われて、ピンと来るでしょうか。

アメリカ自動車王と呼ばれた人です。

能率という概念を製造業に持ち込んだ人。

世界一の大富豪になった人みたいですが、実はその生活は質素だったといいます。

 

 

ある日、デトロイトで会合がありました。

そこにある代会社の重役がいました。

いかにもセレブないでたちで、豚のごとく太り、腹はパンパン。

今では信じられませんが、当時、アメリカ実業界では肥満はステータスだったといいます。

 

そんな重役が痩せた犬のような風貌のフォードにいいました。

「君は餓死しそうだね、能率はいいけどちょっとは食ったら?」

 

それに対してフォードは答えました。

「でも、僕は病院の厄介になったことはない。デトロイトには自分の病院があるけど手術されている人をみると君のように太ったやつが多いんだよ」

 

そして、健康の秘訣を教えてやると言って自分の家のストーブの前に連れて行ったそうです。

その重役が見上げるとそこには次の言葉が

「自分で薪を割れ、二重にあたたまる」

 

 

これはフォードはケチでした、という話ではありません。

シンプルな人間はどのジャンルでも結果を出すということです。

 

重役は食べすぎて病院の世話になるかもしれません。

病院の世話になったら経済的に大損をします。(アメリカは特に)

 

じゃあ、情報は?

無料だからと取り入れまくると、、、、?

情報の海で溺死します。

 

あなたのギター練習はシンプルでしょうか?

頭の中はシンプルでしょうか?

余計なことをしていませんか?

 

余計なことをしなければフォードよろしく、能率的になるのはギターも同じなのです。