世の中にはギターとか音楽とかジャンルかかわらず、うまくいかないことや、出来ないことがありますよね。
僕なんて、音楽以外のことではうまくいかないことだらけです笑
そして、うまくいかないことに対して心ない一言を言ってくる人もいます。
そういうのを聞くと戦闘モードになったり、自分を責めたり、色んな対応を人はするものです。
もちろん、自分なりに対応するしかないから、それでよし、とするしかありません。
でも、実はこれはラッキーなのです。
なぜなら、うまくいかないことや出来ないことはチャンスだから。
音楽でチャンスに巡り合った実話
これは音楽でも同じでして。
こんな話があります。
ある男の話です。
この人はずっと趣味でバンドをやっていました。
趣味が高じて仕事になるかも、と思った彼は音楽学校に入ります。
入学後、それまでライブ等で実戦経験を積んでいた彼は、学校の講師陣に評価される、という嬉しい体験をします。
「音源を作って売り出そう、頑張ろうね」
そう言われて思いもよらぬ進展に胸を踊らせていました。
そんな日常は彼の鼻を心の中でどんどん成長させていました。
そんなある日。
ある講師が彼を叱責します。
「全く弾けてない、話にならん」
この言葉に彼の心は揺れてしまいます。
大きな反発と悔しさと、「そんなはずはない」という戸惑い。
色んな思いが錯綜するのですが、彼はこの講師の言葉を受け入れることにしました。
そっから彼はこの講師の教えを守り精進するのですが、この講師の教えてくれることの意味がわからない。
説明を求めても納得が出来ず、議論するも反論出来ない状態。
言われることの意味がさっぱりわかりませんでした。
「だから違う、そうじゃない」
「お前、いつになったら出来るようになるんだ」
講師の言葉が彼の心をえぐります。
「こいつ、もっとちゃんと説明しろ」
「いつも意味不明なことばかり言いやがって」
という怒りと焦りに満ちた言葉が頭の中をリフレインするときもありました。
でも、彼は、ある日、一つの決意をします。
散々、聞いても納得いく説明が出来ないなら自分で謎を解き明かしてやる。
こう決意してから、彼は試行錯誤の鬼になります。
結果、どうなったか?
この講師が教えてくれたことは彼の武器になりました。
彼はこの講師が教えてくれたことを武器にして音楽を仕事にすることが出来たのです。
真相
さて。
これは実話です。
実話である、ということを踏まえて考えてほしいのですが、うまくいかないことや出来ないことというのは本当はどんな意味を持つものなのでしょうか?
多くの人はうまくいかないことや出来ないことを排除しようとします。
でも、本当にそのアプローチは自分にとって得することなのでしょうか?
もし、あなたがなにかに対してうまくいってないことがあるなら、この話を参考にしてみてください。
もしかしたら、突破口が見えるかもしれません。