スピードについて行けてないのと、
チョーキングの3連フレーズが
苦手なんだと改めてわかりました。
これは僕が主催しているアドリブ講座を
受講されている生徒さんが
くれたコメントです。
ただの感想のように見えるかも知れません。
でも、これはただの感想ではありません。
これは何が苦手なのかわかった、という
話です。
この苦手ポイントが分かるということは
実はとても大きいのです。
なぜなら、ここを乗り越えることが出来たら
上達したことになるからです。
当たり前のことですよね。
でも、この当たり前を活用できている人は
少ないものです。
苦手なもの=乗り越えるべき課題
なのだから…
「苦手なものを発見できた」という事実は
「今何をやったらいいかを教えてもらった」
と同義なのです。
これが真相なのにもかかわらず
多くの人はこういう視点で物を見ません。
苦手なものがわかったら
ストレスを感じて、逃げ出すのが
よくあるパターンです。
人によっては
「まぁ、弾けなくても問題ないし」
「所詮、趣味だしな」
などと自らを慰めて体よく逃避するわけです。
それでも弾けるようになりたい欲はあるものです。
だから、YouTubeあれこれ見たり
AIに効果的な練習方法を聞いたりするのでしょう。
でも、「苦手なものを発見出来た」という事実が
この場合はすべてを教えてくれています。
現実とは偉大です。
今の状況を包み隠さず教えてくれる。
そんなとてつもなく素晴らしい
「現実」という教師が僕達にはいるのです。
これを活かさない手は無いと思いませんか?