メガネ探してたら実は頭の上に乗っていた現象。

 

ベタな話ですよね。

一生懸命探しものしてたら、実はポケットに入ってた的な話。

 

こういうことは意外に日常だったりします。

 

 

さて。

 

以前、レッスンしていた時の話。

僕たちはミュートに困っていました。

 

ミュートというのはノイズ処理する技術の事で、特にエレキギターはこれが出来ないとノイズまみれになるので必須スキルです。

 

ちなみにこれはアコギでも同じです。

ギターは6本も弦が張ってあるので弦と弦の間も狭い。

だから、電気を通してなくてもノイズフルな楽器だということです。

 

弾き間違いしやすい、なんていうシンプルな話ではないのです。

 

 

で、このときは、何故、困っていたかと言うと…

 

いろんな手を講じてもノイズが消えなかったのです。

 

もちろん、原因はわかっています。

原因の解消法もわかっている。

 

でも、その様に身体が動かない。

 

ちょっと場の空気が重くなりました。

 

でも、何かがおかしいから出来ないだけなのです。

 

 

この生徒さんの身体の大きさと使い方を工夫したら絶対出来るはずなのです。

 

普段あまり無いことですが、もう、頭の中がフル回転していました。

真実はいつもひとつなのです。

 

で。

15分後。

見つけました。

 

何が原因だったか?

ギターの構え方。

 

….メガネメガネやないか。

わかってしまえばしょーもない話です。

 

でも、わからない間はしんどいものです。

 

じゃあ、分からない間はどうしたら答え見つかりやすいのか?

それは基本に戻ることです。

 

ギターなら身体の使い方は基本中の基本です。

いつも書いてるように、ギターなど、所詮左右の手の動きのコンビネーションに過ぎないのだから。

 

そして、その身体は同じように使えば同じように動くのが普通です。

であれば、身体の使い方は知ってるか知らないか、の話。

気づいてるか気づいてないか、の話ということになります。

 

ということで、うまくいかない時、うまく弾けないときは身体の使い方を確かめてみましょうという話でした。