小学生のときの話です。

 

彼は本が好きで、

よく学校の近くにある図書館に

通っていました。

 

ある日、図書館で

彼はある本と出会います。

 

それは、大人向けに書かれた禅の本。

 

なにかに引き寄せられるように手に取った彼。

 

すっかりその内容に感銘したそうです。

 

そして、彼はその本を

毎日少しずつ読むようにした。

 

とにかく、楽しかった。

 

そして、同時に楽しみが終わるのが怖かった。

 

いつまでも楽しみが続くことを

望んだからこそ、

少しずつ読むことにした。

 

そんなある日、

図書館が改築工事を

することになった。

 

リニューアルされるのが毎日楽しみだった彼。

 

リニューアルオープンした日に

急いで図書館に向かいました。

 

ところが、そこで彼は大きなショックを

体験しました。

 

なぜなら…

目当ての禅の本がすべて処分されていたから。

 

ショックにしばらく落ち込んだ。

 

でも、彼はそこであることを学んだ。

 

それは…

「確実なのは今だけだ」

という真理だった…

 

一番貴重なもの

これはある本に書かれていたエピソードです。

 

著者は東大卒の塾講師です。

 

彼は、この体験を通して、

今が一番貴重だということを悟ったそうです。

 

そんな彼はこんな言葉を記していました。

 

後回しは借金と同じ。

 

読んでてすごくうなずくと同時に

なかなか耳に痛い言葉だと思いました。

 

これ、ギターとかでも例外ではなくて。

 

思い立ったら速攻やったほうが良いのです。

 

思いついたアイデアは

何はともあれやってみましょう。

 

あなたが思いついたアイデアは

あなたにとって

最も貴重なアイデアであることが多いのです。

 

そのアイデアがうまくいかなくても良い。

 

うまくいかない経験を通して

なにか大きなことに気づくかもしれないから。

 

こういうのは得てして

人知では計り知れないものがある

と思うのです。

 

だから、後回しは禁止というつもりで

動きましょう。

 

後回し禁止。

 

自戒を込めて。