ギター練習法なんてのは
今や山ほどありますよね。
YouTube見てもいろんなギター講師が
解説しているし、本もたくさんある。
でも、何故か、初心者の90%は
1年以内に挫折、、、みたいなデータもある。
何でこんな事になるのか?
という話をするときによく使う例があるんです。
そして、この話をすると、
大抵の生徒さんは納得してくれる模様なので、
シェアします。
一本の木をイメージしてみてください。
大小は問いません。
当然、実なり、花なりを
つけるわけですが、、、、
そうなるには、
根が養分を吸収する必要があります。
根が養分を吸収し、幹を経由し、
枝へ養分を送るから実をつけたり、
花をつけたりするわけです。
パッと見は実や花は鮮やかであり、
それこそ華がある。
でも、根や幹が腐っていたら
実も花もありません。
わかりやすいのは実や花です。
それを見て区別をすることもできる。
あれは桜、これはイチョウという具合に。
でも、根や幹を見るとぱっと見、
区別がつきにくい。
しかし、木において真に重要なのは
健全な根や幹であります。
更に言うと、根や幹というのは
2つセットになっており、
枝葉に栄養を送るという役割を担っています。
そこから幾重にも枝が伸び、
葉が茂り、沢山の実なり花をつけるわけです。
さて。
これは小学生でも知っているようなことですが、
これをギターに応用している人は
意外に少ないものです。
これが応用できたら挫折率90%とかあり得ない、
と思うからです。
これが応用できて、挫折なんかするわけない。
挫折率0%にならないとおかしい。
というのも、ギターは木と同じ構図を
もっているからです。
木で言う、根や幹が重要になる。
では、ギターで言う根や幹。
つまり、根幹は何か?
先にも書きましたが、根幹になるものは
2つセットで1つの役割を行います。
実は、ギターはこの構図も
そのまま当てはまっている。
この2つが1つになって
様々なスタイルの演奏を成立させているのです。
じゃあ、その2つとはなにか?
根幹はなにか?
それは、、、、
身体の使い方と
トーン×リズムだとおもうのです。
ギターは言うまでもなく、
左右の手を使って演奏します。
左右の手、つまり身体を使っているわけです。
そして、それを使って表現するのは
トーンとリズム。
フィンガリングとピッキングと言ってもいい。
これはどんなジャンルの音楽でも
そうなっているでしょう?
つまり、ギター練習における根幹は、
身体の使い方とトーン×リズムということに
なります。
身体の使い方を整えて、
トーンとリズムが表現できたら
ロックという花も、ポップスという花も
R&Bという実もメタルという実も、
つけることができるわけです
さて。
あなたのギター練習は
この2つの要素を含んでいるでしょうか。
根幹がない木は成立しないように
ギター練習も根幹を含んでないなら
見直さないと前に進まないかもしれません。