最近、ハルさんの教えを紹介していますが
ホント素晴らしいと感じています。
ハルさんは探求するとなったら
とことんやっているみたいで、
こんな話もありました。
私はビル・エヴァンスを
探求するようになりました。可能な限りの本を集め、
様々な学術論文を手に入れることができました。彼と演奏した、
または一緒に時間を過ごした人たちの話を
聞きに行きました。中には知らない人もいました。
彼のバンドに雇われた人物たちの話を
聞きに行き、彼に習った人たちの話も
聞きに行きました。可能な限りの研究をし、
いくつかの結論に至りました。
ここまでやっておるのです。
ギターに応用するなら
ギター弾いているだけでは
つまらないことになります。
そうではなく、過去にもお伝えしておりますが
好きなギタリストのインタビューとかから
相手の感覚を探ること。
自分ならどのように感じるかを探ること。
そういう風にして人間にアプローチするのです。
ハルさんのやっていることはこういうことに
通ずると思います。
そうやって、徹底的に習熟した結果、
ハルさんは自得する。
こういっています。
まず、彼のラインには
興味がないことがわかりました。自分のラインに満足していました。
リズム的な要素も、
自分のものに満足していました。自分はセカンドラインを勉強し、
シンコペーションを身につけました。残った要素はハーモニーでした。
そして気づいたのです。
ビルは私のボイシングに対して
何か教えてくれていたのです。
これはハルさんがビル・エヴァンスの研究を通して
自得したことを表しています。
フレージングやリズムに関しては
納得言ってたけどハーモニーに関しては
改善の余地がある。
それを自分は深いところで知っており
ビル・エヴァンスの音楽に惹かれるという
感覚を通してそれを見つけた、という話。
これが自得であります。
自分を得る。
自分で得る。
自分で自分を育てているのです。
これがベースになっていないと
音楽で可能性を開くことは出来ません。
コーチや他人の教えというのは
あなたがあなた自身に反ることを促すに
過ぎないのです。
本当はあなたがあなたを見つけ
育てているのです。
今は誰かに教わっている気分に
なっているかもしれませんが、
それでも自分というものを
振り返り反省して改善する。
それを繰り返しているとハルさんがいうように
本当の練習の意味がわかってくると思います。
何も短期間でできる必要もないし
時間が確保出来なくても良いのです。
自分のペースで可能な限り
音楽を堪能すること。
味わい尽くすこと。
音楽が好きならそこまでするだけの
価値は十分にあると思います。
そうやってギターが他の領域まで影響してこそ
弾く価値があるというものです。
ぜひ、音楽をもっと味わい尽くす
意識でいてください。
きっともっと楽しくなってきますし
人生において意味あるものになると思います。
追記
ちなみにハルさんはもう一つ重大な教えを
残しているので次回、それを紹介しますね。