「知識と行動は本来一体であるべきだ。
知識を行動に移して、
はじめて知ったことになる。知って行なわないのは、
知らないと同じだ。」
僕の好きな言葉です。
陽明学を起こした王陽明という人の言葉なのですが、完全同意です。
僕の恩師が残してくれた教えとも通じます。
ここまでなら、よくある話ですが、、、、
じゃあ、知識をもれなく行動に移すにはどうしたら良いのか?
この質問の答えが肝心ではないかと思うのです。
実はこれは簡単です。
知識と行動を行き来すれば良いのです。
どういうことか?
例えば、僕のエレキギター練習の教科書で一つ練習のやり方を知ったとします。
これを行動につなげるにはこういう流れでやるんです。
やり方読む
↓
電子書籍を閉じる
↓
やる
これだけ。
知識と行動が結びつかない人は、ここで「最後まで読んでからやろう」とかいい出すわけです。
で、最後まで読んだときには実際のやり方は忘れる、という。
さて、これは
知識
↓
行動
という流れですよね。
先にも書いたように知識と行動を「行き来する」わけです。
なので、、、
行動
↓
知識
という流れを次は作る。
先の例で行くと、、、、
エレキギター練習の教科書に書いてあることをやってみた
↓
指が思ったように動かない
↓
どうしたらいいだろう?
というプロセスをたどるわけです。
すると、、、、
「作ったやつに聞いたらいい」
というアイデアが出てくるかもしれません。
それなら、僕にメールしたらコンテンツとして出てくるかもしれません。
出てこないなら、ここで初めて調べるという選択肢も価値を持つでしょう。
ここでは調べたということにしましょう。
その結果、指を動かす基礎練習フレーズというのを見つけたとします。
するとこうなるわけです。
指を動かす基礎練習フレーズやる
↓
指が動いたから弾けるようになった
となるかもしれません。
こうなったら、基礎練習フレーズは役にたったわけです。
僕が基礎練習フレーズを良くは言わないけど、全面否定しないのはこういう使い方があるからです。
それはさておき。
要は、1つの知識、1つの行動。
これをどっちからでもいいからセットにする。
すると、望む望まないに関わらず何らかの結果が出ます。
その結果に対して知識を入れて行動したらどんどん良くなって当然です。
こうやって知識と行動をセットにして行き来させる。
これをせずに無闇矢鱈と知識を入れるから前に進まないのです。
逆に無闇矢鱈に行動だけしたらあとは何でもいいというとこれまた前に進みません。
知識と行動は1つずつセットにする。
レッスンでも、教材実践者でもうまくやる人はこれに似たようなことを自然とやっています。
あなたはやっているでしょうか?