昨日、こんなのを書きました。
↓
中途半端なところで終わっているので
折角だから書き通そうということで
続きを書きます。
ギターに関わらず、
僕達人間は何事にもすぐに慣れてしまい、
飽きてしまう。
しかし、ギターでもそうですが、
どんなことでもやはり継続がモノを言うのです。
そもそも、継続しにくい人間が
何かをなすにはそれが趣味であろうがなんであろうが
継続が必要というある種の対立葛藤があるわけです。
何かをなす、なんて言うと
大きなことだと思うかもしれませんが
実は大きなことだけが対象ではありません。
楽しくやる…
ギターを楽しく弾き続ける、
という意味においても継続は必須です。
演奏技術の上達はもちろんですが、
人と楽しく音楽をやったり
一人で音楽をやるにしても
やはり楽しめるというレベルまで行くには
継続が必要なのです。
ところが、先のリンク先でも書いた通り、
僕達はそもそも継続することが難しい生き物です。
では、どうするか?
実はここに僕はノウハウはないと思います。
何らかの方法論で継続するというのは
結局、非現実的ではないかとおもうのです。
世の中には習慣化というテーマがあるほど、
習慣化のメソッドなんかもあるし、
それを利用したらある種意図的に
継続をすることは可能ですが…
それでもやはり、人間の心の威力は強い。
飽きていたら如何に学術的な根拠があるような
習慣化メソッドを実践したとしても
やはり心で思っている事のほうが勝つのは
実生活でも実感できるところだと思います。
なので、継続に関しては
ノウハウとか方法論とか
そういうものに頼るというのは
やはり違うとおもうのです。
では、どうしたら、飽きずに興味を持って
ギターを楽しむことが出来るのでしょうか。
僕はこれをずっと模索してきました。
自分はギターに関しては
割りと飽きずにやってこれている実感がある。
でも、生徒さんとか見ていると違うんですよね。
もちろん、生徒さんの中にも
飽きずにつづけられる人はいるのですが、
やはり大多数は飽きてしまう…
少なくともそういう時期を
幾度となく経験する方が多いとおもうのです。
そんな状況をなんとかするために
色々試行錯誤してきて、
やっとこさ方法論に頼るべきではない
という結論を得た。
じゃあ、何をしたら良いのか?
という話になるわけですが、それは…
目的目標を定期的に
アップデートさせようと試みる
ということだと思っております。
ギター演奏なら最初は
演奏を上達させることが
目的目標となっていたりしますが、
それをアップデートさせないから飽きてしまうのです。
でも、都度都度、目的目標がアップデートされてれば?
これは話が変わってくる。
実際、僕は自分で意識してなかったけど
振り返ってみたらそういうことをやっていたし
生徒さんでも継続力のある方は目的目標を
アップデートしております。
出来る人は自然とやっているから
なかなか気づきませんが、
コーチをしていると人を導く立場になるので
こういうことを解明しにいくのが普通になるわけです。
例えば、演奏が出来るようになる、
というのを最初は目的目標にしているけど、
普通に弾けるようになってきたら、
もっとプロっぽい音を出せるようにしよう
みたいにすると目標のアップデートが
行われたことになります。
そして、そういうことをやっていると
自分の調子に波があることに
気付いたりするわけです。
ここで…
いつも同じような調子で
演奏できるようにする
というのが目標になれば
またアップデートされるわけです。
そして、その目標に向かって取り組んでいくと
これはギターだけでは解決出来ない問題だと
氣付いたりする。
自分の精神状態が演奏に影響する
と悟るからです。
そうなると心の仕組みを学び始めたりする。
そして、その学びを実践してフィードバックを
得ることが演奏の目的になったりする。
こうなると今度は、
目的がアップデートされたことになります。
こんな風にして目的目標をアップデート、
更新していくと飽きずに継続出来るようになるし、
結果、つづけてるから
勝手に上達しておるわけです。
しかも、いつも自分の目標に向かって
前進している感覚を持っているので
楽しくやれるという大きなおまけ付きであります。
こんな風にして取り組むと
飽きるという状態には
そもそも陥らないかもしれません。
目的目標のアップデートも意識して行っているうちは
めんどくさかったりするかもですが
慣れてきたら自動的にやっている感じになる
と思うので良かったら利用してもらえると
嬉しいです。