ギター上達するにはどうしたら良いですか?

 

 

今まで数えきれないほど耳にしたご質問ですが、

この質問をされたら

普通は方法をお教えするのが普通です。

 

 

僕だけじゃなくて他の先生も

そうされることが多いはずです。

 

 

もちろん、答えは一つではありません。

 

 

普段からお伝えしている

トーン×リズムというのもそうだし、

身体の使い方もそう。

 

 

でも、今日はちょっと違う切り口で

上達法をご紹介しようと思います。

 

 

 

さて。

 

 

あなたは自分が上達したと思ったときは

どんなときでしょうか?

 

 

まさか上達したなどと感じたことがない、、、

 

そんなことはなかなかないはずですが、

どうでしょう?

 

 

どんな時に上達を実感しましたか?

 

 

 

思っている速さで指が動いたときでしょうか。

 

 

ピッキングがスムーズに出来たときでしょうか。

 

 

曲が1曲頭から終わりまで通せたときでしょうか。

 

 

ライブでウケたときでしょうか。

 

 

バンドメンバーに褒められたときでしょうか。

 

 

演奏を見てくれた人に「かっこいい」と言われたときでしょうか。

 

 

 

いろんなタイミングで上達というのは

実感できるものですが、、、

 

上達を如何にして実感できるようにするか?

 

という視点を持っておくと

ギター練習そのものが継続しやすくなります。

 

 

そして、継続するのだから上達するのは

当然です。

 

 

だから、上達したときに

「自分は上達した」と

確実に思えるであろうような行動を

普段からやっておくことは

とても賢い手立てだと言えるわけです。

 

 

 

で、どうしたら確実に上達を

実感できるようになるか、というと、、、、

 

毎日、自分の音を聞く時間を持つことなのです。

 

 

なので、できれば毎日自分の音を録音する。

 

 

iPhoneとかのボイスメモみたいなやつで良いから

録音する。

 

 

何も長時間録音する必要はない。

 

 

ミスっても関係なく録る。

 

 

一発録りでいいんです。

 

 

それを毎日やる。

 

 

そして、ちょっと時間を置いて聞く。

 

 

更には3ヶ月以上前の録音なんかも聞く。

 

 

すると出音が変化していたり、

演奏がスムーズになっていたり

といった変化を最短で感じることができる。

 

 

 

こうやって、音を聞いて上達を図るというのが

一番間違いないのです。

 

 

良い変化だと思ったらやっていることは

大筋ズレてないとわかります。

 

 

悪い変化、もしくは変化がない場合は

やっていることの方向性がズレている可能性がある

ということです。

 

 

方向性がズレてないとなっている時に

プロの演奏と自分の演奏を聴き比べたりすると

今、自分がやるべき課題も見えてくる。

 

 

 

こうやって自分を振り返るようにするんです。

 

 

振り返ることで自分の状況を

把握しているわけです。

 

 

 

これは何も新しいアイデアではありません。

 

 

実は太古の昔から「自反」という形で

教えが継承されているものです。

 

 

自分を振り返ることは成長進化させるための

王道なのです。

 

 

 

振り返り。

 

 

ぜひ、今からやってみてください。