経費ケチっちゃ、いい仕事はできねぇさ
これ、先日ツイッターで見つけたセリフです。
誰のセリフかと言うと…
この方。
ルパンの次元です。
仕事って言ってるから
僕たちギター弾く人とカンケーなさそうに
思うけど、これをこう置き換えたら
どうでしょうか?
コストをケチったら、いい演奏は出来ない
これなら、同じような意味なんだけど
通用すると思いませんか?
でも、ここには大きな落とし穴があります。
どんな落とし穴だと思いますか?
それをお話しましょう….。
僕たちが
ギター弾けるようになるための
コストってなんでしょうか?
時間….
時間はコストですね。
時間を使わないと弾けるようにはなりません。
努力….
練習ゼロで弾けるようになることは
ありません。
こういうのがコストなんじゃないですかね。
そして、これらは同時にリスクでもあります。
なぜなら….
時間や努力を使っても(コストを使っても)
弾けるようにならない、
思うように弾けないなら….
使ったコストはムダになった、
ということになるからです。
つまり、コストというのは
ムダになるリスクがあるわけです。
僕たちの時間と労力はコストなのです。
しかも、使ったコストは元には戻りません。
さて。
冒頭の次元はコストをケチるな、
と言いました。
でも、その目的はいい仕事をするためです。
確かにコストをケチっては
いい演奏は出来ません。
でも、コストもおかしな使い方をすると
そもそもの目的である
いい演奏は出来ないのです。
だから、コストはケチらない。
でも、同時にそのコストはちゃんと目的を
果たしているかチェックするべきだと
思います。
さて。
ここに今回の話の肝があります。
あなたは練習効果を測ってるでしょうか?
基礎練習だから必要。
そう言って、弾いてて面白くないような
ものを我慢して弾いてないでしょうか?
それで弾けるようになったら
それで良いのかもしれませんが
果たしてそうなっているのでしょうか?
基礎練習は否定しないけど、
基礎練習には使いようというものがあります。
その辺りを考えてつかっているでしょうか?
こういうコストのチェックが出来てないと
目的は果たせないハメになってしまいます。