ギターの上達に長年関わってきて
ホントこれに関してはすごく巧妙に
うまくいかないようになっているな
と感じることが多いです。
例えば、ギターの上達って
気まぐれにやっていいところと
駄目なところがあったりするのです。
曲やフレーズをコピーしていて
飽きたら気まぐれにフレーズを変更する
というのは効果があります。
でも、例えば、ギターが面白くなくなった
などと言って投げ出すような気まぐれは
話にならない愚行です。
で、面白いのは前者のようなことを
多くの人は嫌い、
後者のようなことを正当化する。
こういうのも高い挫折率を誇る原因だと思います。
「練習始めたら最後までやる」
「曲に取り組んだなら最後までやる」
こういうのがいいことだと思っている人が
多いですが、そう思うなら半年~1年くらい
フレーズをつまみ食いしてみたらいい。
もちろん、何も考えないテキトーな練習方法で
コピーしているなら
あまりいい結果は得られないでしょう。
でも、まともな練習方法を採用している場合は
つまみ食いしている方が沢山のフレーズを
素早くコピーできるようになることを
体験することでしょう。
一方ギターが面白くなった
などと言って投げ出すような気まぐれ者は
「趣味だからいいんだ」などと
言うわけですが、大抵何をやらせても
中途半端のろくでなしな結果になることが多い。
やる気のあるなし、
モチベーションが云々というのは
もちろん重要です。
でも、人間、いつもモチベーションが高い
わけがない。
いくら好きなギターでも高いときもあれば
低いときもある。
そういう揺れのある生き物なのに
ちょっとやる気が亡くなったくらいで
「俺には向いてない」などというような人は
大抵何をやらせても駄目な人だったりするのです。
人間とは何とも天邪鬼な生き物でして。
前者のようなにわかには信じられないような
話をお伝えしても未熟な自分の納得を
大事にするようなことをやるものです。
そもそも未熟だから練習しているのに
そんな未熟な自分の考えを
大事にしている時点で
なにかおかしいと思うのは僕だけでしょうか。
また、後者のように気分の揺れがある生き物
である、という当たり前のことも理解できず
一時の気分に流されているような者も
また多い。
ここに挙げた例はちょっと考えたら分かると
思いますが…
こういうやってしまいがちな愚というのは
誰にもあるものです。
互いに気をつけたいものですね。