インディアンの言葉にこんなのがあります。
「師は教えることでまた学んでいる。」
更に、あのアインシュタインはこう残しています。
「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。」
これらはたくさんのことを伝えています。
でも、僕たちに役に立つように解釈するなら…
僕たちはわかったつもりになりやすい生き物だ
と言っているのではないでしょうか?
インディアンの言葉の方では、
師という言葉が使われています。
反対語は「弟子」でしょう?
師は弟子に教える存在です。
でも、教えることで自らは何も知らないということを学んでいる、と解釈できます。
そして、それが本当だということを言っているのがアインシュタインの言葉です。
6歳と言ってますが…
要するに子供に分かるように平易な言葉を使って教えることができないなら、それはわかってない
ということだと言っているのです。
クソ小難しい音楽理論を学ばなければギターは弾けないと思っている人は多いですが、それは大きな誤解だということです。
逆に指導者がクソ小難しい専門用語を並べ立ててきたときには、そいつは大したことがないということでもあります。
だから、ムズカシイことをやろうとする前に簡単なことがちゃんとできてるかはいつもチェックするべきだということです。
普段から推奨するリズム。
リズムギターフレーズ、バッキング。
そういうのは簡単だとたかをくくる人は多いです。
でも、それは本当に簡単なのでしょうか?
本当にいい演奏が出来るようになっているのでしょうか?
本当に誰が聞いても心地よい演奏になっているのでしょうか?
いつも簡単なことができてるかどうかをチェックする視点。
これは忘れないようにしたほうが良いと僕は思います。
参考になれば嬉しいです
追伸
ちなみに、宅配便をやっている生徒さんたちにこの手の話をすると大きく頷きます。
簡単なことが意外とできない自分を発見出来るからです。
できない自分を受け入れざるを得なくなるから彼らはうまくなるのです。