2週間演奏練習を禁じた生徒が
2週間後何故か演奏が良くなったという
摩訶不思議現象の種明かしをしましょう。
この話を聞いたら演奏練習を
控えたくなるかも知れません。
ただ、闇雲に演奏しているだけより
良い結果になるのだから。
そして、この話が理解できると
例えば通勤時間や雑用している時間が
練習時間に変化したりするのも
わかると思います。
デメリットとしては
練習時間がないから自分は演奏できないのだ、
という言い訳が通用しなくなることでしょう。
ということでマジックの種明かしをしましょう。
これは結論からお話すると簡単です。
イメージを創り込んでいるからです。
前回紹介した生徒さんには
2週間、音楽をただただ聞くことだけに
時間を投入せよ、といったのですが、
これは身体に音楽のイメージを
刻み込むためにやらせたのです。
エレキギター練習の教科書に
これから弾こうとするフレーズを
歌ってから弾け
という方法論を紹介しましたがそれの応用。
演奏というのはイメージを具現化したものです。
イメージした音楽を表現するのに
左右の手を動かすわけです。
ということは?
イメージがなければ音楽は
表現できない…
言い換えたらギターは弾けないわけなのです。
そのイメージをより鮮明に
身体に覚え込ませるために
2週間弾くことを禁じたのです。
そうしたら弾いているだけのときより
演奏がよくなった。
当たり前なのです。
演奏の原理がイメージの具現化なのだから。
そのイメージを強化したのだから
演奏が変わるのは当たり前のです。
昔、デジカメが出た当時、
解像度という言葉をよく目にしました。
解像度の低いカメラで写真を撮ると
ファミコンみたいな画像になる。
でも、解像度が高いカメラで撮ると
凄くリアルな画像になる。
これと同じ。
イメージを強く刻み込めば
フレーズの解像度が上がるようなもの。
解像度上げれば、
そりゃ、演奏の質も高まるのですよ。
画質が良くなる原理と同じ。
ある意味では解像度以上の
演奏は出来ないともいえます。
だから、2週間音楽を聞くことだけに
エネルギーを注げと言ったのです。
それで解像度が上がったから
演奏練習などせずとも
改善を感じることが出来た。
これが種明かしです。
ということで、ここまでで心が動いたら、
是非、解像度高める事をやってみてくださいね。