ある生徒さんのレッスンをしていた時の話。
この方、今度飲み会でギター演奏を披露することになりました。
課題曲はルパン。
カラオケ音源をバックにギターでルパンのテーマを弾くことになりました。
それなりに練習してそれなりに弾けるようになっている感はあるけど、どうも模範演奏を聞くと大きな差を感じるというのです。
ちなみにこの方、ものすごく上手な方です。
多分、コピーやらせたらうちの教室でも1、2を争うんじゃないかと思うくらい上手です。
でも、感じが出ないと言うので演奏聞かせてもらいました。
あることに気づいたので指摘したら、その瞬間から演奏の雰囲気が別物になりました。
そんな事あるの?
と思うかもですが、こういうのはしょっちゅうあることなのです。
何をいったか?
休符をちゃんと表現させただけ。
それだけでぐっと印象が締まったりします。
後は、ピッキングの位置を修正して一番弾きやすいところとトーンのバランスを整えたり、それに最適なピックをテストしたり、身体の使い方を調えたりして最適な演奏状況を作ることにして1時間。
90%完成した感じがありました。
本番は10月末。
十分間に合いそうです。
この様に楽器演奏は結局、TONE×RHYTHMなのです。
ギターは左右の手の動きを使ってTONEとRHYTHMを表現するものです。
だったら最初からそれに特化して練習したら最短です。
このあたりの話をちゃんと知りたい場合はこれを御覧ください。
意味がわかるかと思います。
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