ある研究結果を読んで、

思うところがあったのでシェアしましょう。

 

 

もちろん、ギターの話に

最後は繋がりますので

ギターの話になると思って

読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

先の研究結果によると、

人の本能は突き詰めると2つだというのです。

 

 

1つは生存、1つは生殖。

 

 

 

種を後世に残すためには

自分が健康に長生きできなければ

チャンスが減るわけです。

 

 

なんともわかりやすい。

 

 

だから、これは淡白に見えるけど

的をいていると思いました。

 

 

 

実際、生存、生殖という目的を掲げたことで

僕たちの祖先は工夫しまくって

生き延びてくれた。

 

 

そうして僕たちに命がつながっておるわけです。

 

 

で、重要なのは、この2つの本能から

僕たちは孤独ではいられない、

人と交わりたいというのが

意識してるしてないに関わらず

本能レベルであることがわかるわけです。

 

 

 

一人で快適に生存など出来ません。

 

 

孤独になると身体のパフォーマンスが

著しく低下するのは

いろんな研究で明らかになっていますよね。

 

 

一人で生殖など出来ません。

 

 

結局、生存、生殖はつながっている本能でかつ

孤独ではいられない、他人の存在が必要だ

ということを表しているわけです。

 

 

 

以上の話は大きなスケールの話ですが

ギターみたいな小さなことでも同じです。

 

 

例えば、ギターでどんなことをしたいですか?

と聞くとある人はこう言います。

 

 

「人前で歌いたいですね」

 

「気の合う仲間とバンド組んで

演奏したいですね」

 

「いずれは誰かの前で弾いてみたいですね」

 

 

と。

 

 

まさに先の本能がちゃんと顕れている。

 

 

 

でも、人によっては

 

「独りでモクモクと弾けるようになりたいです」

 

とおっしゃる方もおられます。

 

 

こちらは一見、先の2つの本能説が

崩れるような発言ですが、

よーく話を聞いてみると

 

 

「実は人前で弾いてなんて思われるのか怖い」

 

というのが本音だったりする。

 

 

人の反応が怖いということは、

他人の存在を意識しているわけで。

 

 

こういうことからも

本心から独りを望んでいるわけではないことが

分かるわけです。

 

 

 

やっぱり人はだれかと繋がりたいものです。

 

 

で、音楽は他人と繋がるツールになるんですよね。

 

 

 

もちろん、段階として

人前に出るのが怖い段階と言うのはあるし、

その時はそのようにしていたら良いんだけど…

 

 

人と繋がるために音楽をやっている可能性が

かなり高い

 

というのは知っておくと良いと思います。

 

 

 

例えば、人に変な物見せられないから

うまく弾けるようにしようという

モチベーションになったりすることもあるし…

 

人に見せたいといずれ思ってもおかしくない、

ということをあらかじめ知っておくことで

練習内容がいい方向に変わることもあるのです。

 

 

 

楽器演奏なんて別にできようが出来なかろうが

生活は何も変わらないのです。

 

 

でも、音楽を通じて人のつながりが出来たり、

誰かを応援できたり、祝えたりすることは

間違いなく起こることです。

 

 

そういう人とのつながりとか

誰かと楽しむツールとして

ギター弾けるようにしよう

 

というのはとても健全で

効果的な動機だと思います。

 

 

そういう健全な動機を持っている人は

やっぱりうまくなりやすい。

 

 

コーチ経験上からもそう思います。

 

 

是非、できる範囲で他人を巻き込むというのを

意識してみてください。