日本の歴史には「鏡モノ」というのがある。

「大鏡」「吾妻鏡」。

共に歴史書です。

 

なぜ、鏡なのか?

日本人は古来、歴史を鏡だとおもっていた。

歴史を学べば本当の自分が見える。

 

こんな話しをある本で読みました。

 

これ、読んだ時に、ギターと同じだと思いました。

実はギターもセンスよくうまくなる人って実は昔の音楽を好む人が多い印象があります。

 

例えば、B’zが好きだとします。

で、B’zはエアロスミスが好きだったとします。

そして、エアロスミスはローリング・ストーンズが好きだった。

 

ギターうまくなる人ってこのとき、ローリング・ストーンズを好んで練習したりすることが多かったりします。

そして、だんだんに時代を下る。

 

すると共通点が見えてきたりする。

それをどっかで認識してコピーしたりするからこういう人が将来アドリブとかやりだしたら随所にB’z、エアロスミス、ローリング・ストーンズっぽいものが漂ってきたりする。

自然と彼らがよくつかうリズムや音の使い方をしたりするのです。

こうやってセンスを養ってたりします。

 

でも、こうやって時代を遡らない人はなかなかこうはならない印象があります。

 

 

あなたが今好んで聞いている音楽はその音楽に影響を与えた人がいます。

そして、この影響を与えた人にも影響を与えた人がいます。

そういうのをできるだけ遡っていくとギターの上達はもちろん、センスまで養われるものなのです。

 

一度、自分が好きな音楽の歴史を遡ってみるのもいいかもしれません。