4,000年もの昔。
古代エジプトでは妊婦に音楽を聞かせて
出産の痛みを和らげていた、という話があります。
また、中国やインド、古代ギリシャなどでも
鎮痛剤や精神緩和剤として
音楽を利用していたと言う話もある。
古代ローマ時代には神の加護を乞うために
音楽が奏でられており、
十字軍は音楽を使って、
兵士の士気を高めたと言う話もある。
こうやって音楽というのは
目には見えないけど、
人の精神に働きかけるものがあるわけです。
個人的に師匠だと思っているある碩学は
「音楽は医療行為」といっていました。
もちろん、ここでの「医療行為」というのは
僕たちが想像する物理的な医療行為では
ありません。
精神や空間、氣を和らげるもの
という意味での医療でしょう。
まぁ、何にせよ、そういうものだからこそ、
自分のためにやられる音楽ではなく、
自分以外のなにかのために
使われる音楽になるとその効果が顕著に出る、
と言うのはあると思うのです。
もし、音楽が楽しくない、、、、
とか
なかなかうまく弾けなくてストレスを感じている場合は
他人や自分以外のなにかを意識してみてください。
案外ころっと変わるかもしれません