大阪に変わったお医者さんがいます。
その話をたまたま聞きつけました。
調べたら動画があったので、
見てみたらとてもおもしろい。
医者なのに、
「がんで死ぬ？別に良いじゃない」的なことを
考えている。
治療ではなく、その先を見ている人だと
思いました。
実際、そうじゃないですか。
治療するというのは確かに病気を治すことです。
でも、じゃあ、なんで病気を治したいのか？
と考えると、、、
幸せに生きたいからですよ。
だったら病気とか持ったままで良いから
幸せになったら良いじゃないか。
というのがこの先生の考え方。
だから、先生の部屋にはパソコンはない。
患者さんが来たら、患者の様子を見ながら、
手に触れたりしながら、患者と向き合う。
それに感動される患者さんが多いらしいです。
結果、病気ががんであろうが
治ってしまう人が結構多いらしい、、、、
すごく共感共鳴しました。
なので、うちのアシスタントに
その動画を送りました。
「ヒントになるかもしれん、見てみ」
と。
うちのアシスタントは原因不明の体調不良が
何年も続き、改善はしてきてるものの、
まだまだ外を出歩けません。
「死ぬんじゃないか」
何度もそう思うほどの
身体の異常反応に苦しんだ方です。
数時間後、アシスタントから連絡が。
そして、こういった。
「あの動画、奧田さんが
普段よく口にしていることと
同じこと言ってましたね」
僕は動画を見て感動していたのですが、
彼は僕が同じことを言っているという。
色々聞いていると確かに同じことを
よく口にしている自分を発見して、
なんだか小っ恥ずかしくなりました 汗
さて。
この話。
ギターに何の関係が？
と思っているかもしれません。
大有りです。
ギターでも同じ構図がある。
僕の元に来てくれる方、
みんな、ギターうまくなりたいです、
と言うんです。
もちろん、ギター弾けるようになる指導をする。
でも、僕は相手がうまくならなくても
全く氣になりません。
何故か？
ギター弾けた先にあるものを満たしたら良いだけだ、
と思っているからです。
実際そうでしょう？
ギター弾くのは何故ですか？
ギター弾いたら
どんな良い未来がやってくると思っていますか？
うちのアシスタントなら、、、
自分に取り柄がないのが嫌で
ギターをスタートした
↓
何故、取り柄がほしいのか？
↓
みんなに「普通のやつだ」と言われたのが
嫌だったから
↓
何故、普通の人が嫌なのか？
↓
輝けないから
自分の人生生きてる感じがしないから
↓
じゃあ、どうしたら輝けて
自分の人生を生きてる感じするのか？
↓
人の役に立つ事。
人に認められる事。
そういう過程を通して
自分で自分を認め、
自分の尊さを実感できる事。
多分こんな感じだと思います。
その証拠に彼は、今、自分のアイデアや企画が
生徒さんに受け入れられ、売上や集客という
目に見える数字に現れた時に
ものすごく嬉しいみたいです。
つまり、彼は誰かの役に立ちたかった。
きっかけはギターだったけど、
誰かの役に立ちたかったわけです。
だから、人の役に立ったら彼は幸せであり、
それが今できてるから病状も
回復しているのかもしれません。
こんな風に、ギターだって、
「ただの趣味だ」と思っていると
それ以上の光り輝くものは見えてこない。
ダイヤの原石を磨いて
ダイヤにするのを諦めてしまうようなモノ。
でも、ちゃんと動機を深めていくと、、、
自分が本当に成し遂げたいものが見えてくる。
最初は霞がかったモヤのように
見えるかもしれませんが、
だんだん、その霞の中から
はっきりと色鮮やかに見えてくる。
それが本質的なギターのモチベーションに
なったりするのです。
ギター演奏、練習、皆道具です。
道具である以上、あなたの目的が
晴れた日の雲ひとつない蒼き空の如く
はっきりしてなければ
そりゃ迷子にもなるってもんです。
まるで出口の見えない森の中で
迷っているような感覚を
ギター練習で覚えているなら
考えてみてください。
あなたの目的はなんでしょうか？
ギター思うように弾けたら
どんな未来がやってくると思っていますか？
追記
ちなみに未来をイメージした時に顔がニヤっと
ほころぶようなもの、、、
実現した時に自分に関わってくれた人たちに
感謝したくなるようなものが出てきたら
それはかなりいい動機です。