> ギターソロでメロディを弾くと
> とんでもなくダサくなる危険性もある
これは日本のギタリスト鈴木茂さんの言葉です。
もう、「まさにっっっ」って感じなのです。
もちろん、「ギターソロで極上のメロディを」なんていうキャッチコピーを目にしたこともあるくらいだし、ギターソロが大好きでそこに情熱を燃やしている人がたくさんいることもしっています。
それに、僕自身、ソロに憧れていた時期もあります。
だから、ギターソロを否定するつもりは毛頭ありません。
しかし。
ギターはソロ楽器ではない、ということなのです。
実はそもそもメロディ楽器ではありません。
ソロやメロディの表現として「使える」というだけのことです。
基本はバッキング。
別名、リズムギター。
バッキングやリズムギターを軽く見たり、最悪「地味だ」とかいって馬鹿にしている人はいつの時代もいます。
でも、そういう人でバッキングやリズムギターが上手な人を僕は見たことがありません。
つまり、バカにしている時点で、わかってない、ということです。
馬鹿にするならちゃんと弾けてないといけませんが、それすら出来ない。
自分でリズムを出しながら、弾くということすら出来ない。
未だにメトロノームを使って練習する、なんていう非現実的な練習をしている人が多いのです。
シンプルな演奏を聞き手に満足してもらえるレベルで出せる人は少なくて当然です。
分かりますか?
つまり、バッキングなんですよ。
リズムギターをちゃんとやることです。
それが出来ないのにギターソロに下手に傾倒すると鈴木さんの言葉通りの体験をすることになるかもしれませんね。
是非、バッキング、リズムギターを突き詰めてください。
うまくなるの保証できますから。