先日の続きです。

先日の詳細

このギターを習うべき5つの理由ですが、
まず、これは「レッスンを受けろ」
という意味のみで物を言っているのではない
と思います。

ギターを習うというのは
独学であろうが素直、真摯な態度で学ぶ
という意味だと解釈しています。

その点を先にご了承ください。

で、最初の1つ目はこれでした。

1.精神衛生に非常に良い

その雑誌にはこう書かれていました。

基礎を学ぶというストレスの多い段階を
乗り越えれば、ギターを弾くことは
精神衛生に非常に有益です。

音楽に集中して心を落ち着かせることほど
素晴らしいものはありません。

私は数え切れないほどの時間を
演奏に没頭してきましたが、
特にアコースティックギターは、
慌ただしい一日の後にリラックスするのに
最適な方法の一つとして、心からお勧めします。

要はある程度、どんな曲でも
自由に弾けるようになったら、
ギターを弾く時間はリラックスタイムになる、
ということをいいたいわけです。

確かにそうです。

演奏力がそれなりに身につくと
大抵のものは労せずとも
弾けるようになるから
それはリラックス出来る時間になる。

仮にすぐに弾けるようにならない曲やフレーズでも
何をしたら弾けるようになるかを
体験的に知っているから
別にストレスを感じることもなくなります。

ただ、こういう風にいわれると

「やっぱり基礎が出来るまでは
しんどいものなのだ」

と信じてしまいがち。

でも、ここには一つ疑問を呈したい。

本当に基礎とはしんどいものなのか?

本当に基礎を創るのはストレスなのだろうか?

ということです。

この疑問に対して
真剣に答えを出してみてほしいのです。

そしたら基礎とは何かを問う必要が
でてくるでしょう。

あなたが信じている基礎、
世間でいわれている基礎とは
本当に基礎なのでしょうか。

そういうことを考えられる人は
ここに可能性が開かれるわけです。

つまり、基礎というのは
ストレスどころか楽しんでやれる体験。

それを経験できる可能性が生まれると思います。

実際、基礎というのは世間で思い込まれているほど
辛いものでは有りません。

むしろ、ギターに関しては楽しいものだと
僕はおもっています。

でも、僕の基礎の定義と世間のそれは
違っているとは思います。

僕の定義が正しいのだ、などと
いうつもりはありませんが
定義が違うからこそ
僕は基礎は楽しくやれるものだと思っています。

そして、ストレスであるはずの基礎が
楽しくやれるのだから基礎が出来上がるのを
待つまでもなく最初から楽しめるものなのです。

このように、基礎という言葉の定義により、
ストレスと感じるか、楽しいと感じるかの
差が生まれることをご理解いただけると
嬉しいです。

あなたは基礎を何だと思いますか?