この話に実はすごく
ギター楽しく弾けるようになるための
ヒントがあるので紹介します。
↓
昨日の話で引用した生徒さんの
コメントにこんなのがあります。
当時は全く手も足も出ずに、
イライラするわ指は攣るわで
大嫌いだったフレーズだったのですが
これ、現象の流れを書くと
こんな感じですよね。
手も足も出ない(現象)
↓
イライラする(感情)
↓
指がつってくる(現象)
↓
大嫌いなフレーズに(感情)
↓
挫折(現象)
こういう流れです。
実はこの構図には書かれていないけど
要素があるのです。
それは現象と感情のあいだに
挟まっています。
それが解釈(思考といっても良い)
例えば…
手も足も出ない(現象)
↓
イライラする(感情)
このあいだには
「このレベルで弾けないなんて、
つまらない」
という感じの解釈が入っているはずなのです。
これが人によっては
「おぉ、このレベルで俺は出来ないのか。
じゃあ、もっと簡単にしたら良いのだ」
という解釈になる人もいるのです。
前者のように捉えると
その後、イライラします。
でも、後者のように捉えると
イライラしない可能性がたかい。
イライラどころか、
意欲が湧いてくるかも知れません。
そして、イライラすると先の方の場合は
イライラの先に「指がつってくる」
という現象に注意が向いたわけです。
でも、後者のように解釈し、
意欲が湧いたパターンとなると
次に出てくる現象は
プチ成功体験かも知れません。
自分がちょっと進歩した感覚に
なるかもしれないわけです。
となると次に出てくる解釈は
当然、ポジティブなものになるでしょう。
するとポジティブな感情が生まれてくる。
さて。
この流れを知っておくことがポイントです。
現象
↓
解釈
↓
感情
↓
現象(以下リピート)
この流れをコントロールできれば
ギターは楽しく上達できるのは
言うまでもありませんよね。
じゃあ、コントロールするために
必要なのは何でしょうか?
先の現象から感情までのサイクルを
見て考えてみましょう。
ここに大きなギター練習のヒントがあります。