最近、僕の身の回りに起こっていることで
よく感じるのは
「忘れる」
というコンセプトです。
これはギターでもそうで。
大事なものほど忘れやすい。
これは当たり前で。
大事なものはシンプルだからです。
シンプルだからすぐに分かった気になるし
シンプルだからすぐに出来た気になる。
でも、全然出来てない。
ギターは特に大事なものほど
定着させないといけないから
1回や2回出来たくらいでステップアップしていると
すぐに足をすくわれます。
足すくわれたらまだ幸運で。
足すくわれていることにも気付けない人は
多いのが現実です。
なので、大事なものは忘れないように
日々、練習したりして
自分自身に刻み込んでおいたほうが良いのです。
僕はバッキングフレーズを弾くことを
よく勧めますがこれもすぐに忘れます。
曲の90%以上を占めているのに
すぐに出来た気になるんですよね。
本当の本質はトーン×リズムだったり
それを支える身体操作ですが…
その本質を日々刻み込むのに
バッキングフレーズ練習は強力な方法です。
正直、普段の練習はバッキングフレーズを
弾くだけで良いといってもいいほどです。
それくらい奥が深いものですが
逆をいうとバッキングだけやっていて
良いのですから
なんとも楽ちんとも言えます。
バッキングは軽く見てはいけないのです。