昔、お茶の世界の神様がいました。

こんな人

見たことありますよね。

この人がこんな言葉を残しています。

 

「守りつくして、破るとも、離るるとても、本(もと)を忘れるな。」

 

要は、「当たり前だ」と思うほど、地味だけど絶対に必要な、重要なことをいつも大事にしろってことです。

これを別名「基本」というわけですね。

オリジナルな発想や思いつきが出てきても基本を大事にしないとダメだよ、と茶の道を極めた人が言ったわけです。

 

このように、道を極めた人が大事にしたのが基本という概念です。

 

 

ちなみに、この茶の神様はこんな言葉も生前残したそうです。

「当たり前のことが、いつでもどこでもできるならば、私があなたの弟子になりましょう。」

 

 

わかりますか?

如何に基本を守り抜くことが難しいか、ということです。

 

 

この茶の神は約500年くらい前の人ですが、現代でも同じようなことを言っている人がいるんです。

 

 

 

それがこれ。

 

「精神的なスランプからは、なかなか抜け出すことができない。

根本的な原因は、食事や睡眠のような基本的なことにあるのに、それ以外のところから原因を探してしまうからだ。」

 

茶の神様と同じでしょう?

これは落合という野球の生き神様が残している言葉だそうです。

 

方や、茶。

方や、野球。

 

ともに極めた人間は「基本の重要性」を説くわけです。

 

 

じゃあ、音楽は?

音楽だけ別だと思うのはおかしいと思いませんか?

 

追記

ところが、音楽で基本を重要視することは実はとてもむずかしいのです。

 

何故かわかりますか?

基本が何か定義されていないからです。

 

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