音楽学校に行ってたとき、この方が
学校に来たことがありました。
Mr.Bigのギタリスト、
ポール・ギルバートさん。
今どうか知らんけど、
僕が行ってた時の学校長をされていたのです。
だから、来日したときには
学校に来られていました。
びっくりするくらい長身で、
とにかくデカイという印象。
握手する機会に恵まれたんですが、
手の大きさが異様でした。
そんなポールさんが
こんな言葉を残しています。
> 「年を取るとギターの練習が嫌いになり、
> ギターを弾くことが好きになります。」
>
> 「スケール練習は最も退屈であり、
> 非音楽的なことに思えるので、
> あまりしません。
> しかし、いつもギターで音楽を
> 演奏しているので、
> 演奏技術は高いレベルを
> キープしています。」
これ、まさになんですよね。
確かにギターの「練習」が
出来る時はあります。
でも、時間が経つと
これが非常に非効率なものだと気づくのです。
最初から、「練習」しなければ
もっと楽しみながらうまくなるよね、
という悟りを得るのです。
ギターの練習なんてのは
結局はギターを弾いていれば良いのです。
基礎練習をあまり勧めない理由は
ここにあります。
音楽理論の勉強を勧めない理由も
ここにあります。
スケール練習を勧めないのも
これが理由です。
好きなフレーズをただただ弾く。
基本これで良いのです。
その材料として、
もっとも効果効率が良いのがバッキングです。
バッキングを弾きましょう