エレキギター練習の教科書を

ダウンロードしてくれた方が

こんなメールをくれました。

 

> 初めまして。

> 私は何度もエレキに挑戦してきました。

>

> しかし、指が短いので他の弦に

> 指が触れてしまい、

> その度に挫折してきました。

>

> 中指を手の平側で測ると

> 6.8センチしかありません。

>

> 大丈夫でしょうか?

 

ギターにおいて手の大きさが小さいと

誰でもハンデを感じるものです。

 

僕も音楽学校時代にポール・ギルバートと

握手したことがあるのですが、

手のデカさ半端なかったです。

 

流石にちょっと気にしました。

 

でも、そんなポールが確かどっかの雑誌で

 

「手が大きいのは必ずしもいいことではない。

自分はソロを弾くときに

手の大きさがハンデになった」

 

みたいなことを言っていて、

「気にしなくてよかったたんだ」

と思ったのを覚えています。

 

実際、触れ合ったことはありませんが、

トニー・アイオミというギタリストは

事故で指を一本なくしましたが

名ギタリストとして世界で名を轟かせました。

 

ジャンゴ・ラインハルトもやけどで

指がくっついてしまい、

トニーと同じ状況でしたが、

ジプシージャズの巨人として扱われています。

 

ということで、僕は

ハンデキャップは関係ない

という立場です。

 

とはいってもやはり

 

「指の短さとそれらの問題は同じではない」

「ポールやトニー、ジャンゴは特別だから

自分には当てはまらない」

 

という人は一定数います。

 

でも、それは

自分で可愛そうな人間だと一時的に

卑屈になっているだけだと思います。

 

結局、手の大きさという条件をつけて、

「できない」とするか

 

条件があっても

「んなもんカンケーあるか」と

はね返すかはその人次第なのです。

 

真相はそんなのカンケーないっ

てことだと思うのです。

 

ポールやトニー、ジャンゴは

それを証明していると僕は思います。

 

それに、そもそも「手が小さい」とか

そういうことを持ち出して

何かいいことがあるのか?

というのもあります。

 

あるならその条件にこだわっていいけど

無いならそんな条件クソくらえ、と

思っていていいのでは無いでしょうか?

 

とはいえ、こんなことでその人の価値が

左右される話ではありませんので

どっちに転んでもいい話です。

 

好きにしたらいいことなのですが、

一応、思うことを書き綴りました。

 

ヒントになれば嬉しいです。