大切なのは やり方(HOW)よりも、
何になりたいか(WHAT)なのです。

これはあるギターコーチが発信していた教えです。

彼のコーチ活動をお手伝いしているのですが
彼の記事を読んでて非常に共感出来ることがあり
紹介しました。

彼はいいます。

この何になりたい(WHAT)を考えずに
何をするか(HOW)を追い求めた結果、
悩んでいるギタリストが非常に多いと思います。

それは仕方ないかもしれません。

YouTubeを開けばレッスン講座がどっさり、
AMAZONなら教則本がどっさり、
え?エリッククラプトンと面会した
日本人ギター講師がいるって?

ホンマに情報が溢れていて、
誰もが溺れている状況なんです。

まさにそのとおり。

全く同感です。

そして、特に素晴らしいと思ったのは
WHATを考える具体例です。

こう書いていました。

バンマスになりたい!っていうWHATを決めたなら、
作曲やアレンジスキルはメンバーに任せて、
マネジメントスキルを学び始めた方がいい
そんな選択肢も出てきますよね。

マネジメントを学べ、と言いたいのではなく
この思考の広さです。

こうやってWHATを明確にすることで
然るべきHOWが見えてくる。

そのHOWはギターの話でなくて良いのです。

音楽の話でなくて良い。

実際、先の例の場合、
「マネジメント」というのを
どう定義するかによって話の展開が変わるので
一概にマネジメント云々を説くことは
避けますが…

こういう広い視点を持つことなのです。

ギター上達でも同じこと。

意外にギター以外のアイデアが
重要になってくることはよくあるのです。

例えば、練習時間を考えるときなんかは
ギターの範疇でものを考えていると
まぁ、大したHOWは見いだせないでしょう。

でも、心理学における時間管理を覗くと
ヒントがあるかも知れません。

もしかしたら、
ビジネスジャンルの時間管理に
ヒントがあるかも知れません。

ポイントはギターだからといって
ギターのジャンルにこだわっていると
大した解決策は出てこない可能性が高い
ということです。

特にギター上達させるのに
レッスン受けてなかったり
個別に面倒見てくれるコーチを付けてない場合は
自分で自分の管理をしなければいけなくなります。

そういう状況にあるのに
ギターの教えだけで上達しようと努力すると
すぐに行き詰まることになるのは
20年コーチやってて散々見てきた現実です。

WHATを考えたら
柔軟かつ広い視野でHOWを探すがよろしいかと
思います。

さて、あなたは何になりたいでしょうか。

そして、そうなるには何が必要でしょうか。