結構古い本なんですがある本を読みました。

 

これ、話が良く出来てて、すごく引き込まれます。

 

これはいわゆるダメダメくんが関西弁でしゃべる象の神様と出会って善くなっていく、という話。

 

この中で象の神様は借金背負わされた主人公に図書館へ行くことを促すのですが、主人公はそれに疑いを持ちます。

 

そんなことをしても借金は返せない、

というわけです。

 

そのときにこの神様、こんなことを言うのです。

 

「図書館はえぇでぇ~…

本にはなんてったって昔の人が悩んだことをどう解決するか書かれてるんやから。」

 

 

もう…

「まさにぃぃぃぃっ!」

って思いました。

 

結果、物語のダメダメくんは借金返済に対する知識を得て、借金を抱えながらも安心することができました。

 

 

僕は昔、

 

「人にギター教えてもらうなんてダッサイ、俺は自分でやる」

 

とか言ってたときがあります。

 

 

だから、ドラマーにギター教えられたときは屈辱を感じてたわけです。

 

まさに、さっきの本の主人公と同じ。

 

 

でも、自分より経験がある人は自分の悩みを通ってきているのです。

 

 

ギタリストなんかよりドラマーのほうがリズムで悩んでいるのが普通なのだから、リズムに関してまともなことをいうのは当然です。

 

だから、悔しかったけどいうことを聞いた。

 

結局、ギターはあの時にものすごく急成長したのをおぼえています。

 

 

先人はちゃんと教えてくれるのです。

 

だから、そういうのは従ったほうが得なのです。

 

象の神様は「本を読め」と言いたかったのではありません。

先人の教えを活用しろってことをいっているのです。

 

これが僕たち人間はずっと出来てないと思います。

 

あなたは大丈夫でしょうか?

 

 

 

追記

ちなみに、僕たち人間は先人の教えを全然活用できてないと思います。

 

その証拠に一度、釈迦の残した言葉とか調べてみてください。

如何に人間は進歩してないかがわかります。

 

釈迦は2500年くらい前の人ですからそれから僕たち人間は大して進歩してないということがわかるでしょう。

文明は進歩しましたが、それを扱う人間は大して進歩してません。

文明も人間が作っているものですから、人間が進歩してないのに文明が進歩している、ということは…

 

進歩したように「見えてる」だけではないでしょうか。

 

先にも書きましたが、先人の教えを活用したほうが絶対に得なのです。

みんな活用できてないんだから。

 

これはギターも同じなのです。

 

 

追記2

ちなみに、インディアンの残した言葉に

「子供と年寄を引き離してはいけない」

というのがあるらしいです。

 

これも先人の教えの重要性を物語っていると思いましたね。