昨日、レッスンしていたときの話。

この方、いつも娘さんと来られます。

親子にレッスンしているんですよね。

時間は1時間。

娘さんからスタートして
次にお父さん。

30分ずつ割り当てて、
今の相手に必要な事をやってもらう。

で、昨日は娘さんがテスト勉強のため
お父さんが1時間レッスンに来てくれてました。

レッスンが終わって
お父さんがこんな事を口走りました。

「先生みたいに家で指導できないんです。」

つまり、家では娘さんの練習をお父さんが
見てくれてるってことですね。

続けてお父さんはこう言いました。

「先生はいつも30分で全然弾けない娘を
どんどん弾けるように
していってるじゃないですか。

横で聞いてるけど、1アドバイス毎に
娘の出音が良くなるの見てて
いつもすごすぎるなぁ、と」

思わぬ褒め言葉に戸惑いながらも
聞いていると最後にこういってくれました。

「しかも、答えもすぐじゃないですか。

娘が質問して先生が答えるまでに
多分1秒もないですよ。」

この話をシェアしたのは

ギターの上達なんてもんは
これくらいの事で起こる

という実例だからです。

1アドバイスで出音が変わる。

秒で答えが出る。

これが真相。

基礎をやったらうまくなる

スケール覚えたらうまくなる

メトロノーム使ったらうまくなる

コード覚えて楽典読めたらうまくなる

そんな時間も手間暇もかかるような話ではない、
ということです。

ちなみに、初心者である、とかそういうことも
あんま関係ないです。

昨日は欠席した娘さんですが…

彼女、全く何も弾けない段階で
お父さんと通い始めましたが、
まだ4~5回くらいしか
レッスンしてないですからね。

初回のレッスンから音の変化はあったし
目に見える進歩は確認しましたので。

多分、多くの人は聞いたことがない話だろうから
奥田にしか出来ない芸当と思うかもしれません。

約20年専業で教えてきた経験によるものだ
と思うかもしれません。

でも、これは僕に教わらなくても
できる芸当なのです。

それを知ってほしい。

つまり、必要な事をやったら
誰でも弾けるようになる。

それだけのことなのです。

もし、今、あなたが演奏上達してないなら
考えるべきことは

「何をしたら良いか?」

ではないのです。

多くの人はこう考えますよね。

「何をしたら良いか?」

と。

結果、どうなるでしょうか?

ネットサーフィンでしょ?

SNSサーフィンでしょ?

(SNSサーフィンって言葉あるのか
しらんけどわかりますよね?)

こうやって、うまくならないループにハマります。

やってもやっても報われない練習を
する羽目になったり…

上手く弾ける人とのギャップを感じて
テンションが下がったりするのです。

自分の可能性に蓋をすることになるでしょう。

「何やるか?」

ではないのです。

「何を辞めるか?」

ですよ。

上手くいってないのは
今、あなたにとって
本当に必要な事をやってないからです。

それは言い換えたら、
「余計な事をやっている」とも言えるのです。

今、あなたが自分の演奏に不満があるなら
「余計なことをやっている」という体で
自分のやっている事を観察すると
良いかもしれません。

あなたは何を辞めるべきでしょうか。

追伸

もし、あなたが何を辞めるべきか
わからない。

何をやるべきかわからない。

そんな風に思っているなら
よかったら以下から聞かせてください。

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