2週間前からお友達起業家の
やっているラジオに出演させてもらっています。
そのお友達が面白いメルマガを書いてました。
テーマは謝罪。
要は信頼回復というのがテーマ。
どうやら信頼回復に関する本を読まれたようで
その内容から非常に興味深い持論が
展開されていました。
結論をお話しすると
信頼回復するために謝罪するなら
相手の立場に立って考えろ
という考えをシェアしてくれていました。
読んだ時に激しく頷きました。
実体験からもそうですし、
これが出来ない人もたくさん見てきたから
「ほんまそれ!」
とトイレでつぶやいてしまったほど。
こうやって文字にすると
当たり前すぎて、陳腐な感じが
するかもしれません。
でも、謝るときには
相手の事を考えて、自分の非を省みる
という前提がないと成功するわけありません。
ましてや、相手を論破し、叩き潰してやろう、
などという腹や下心があっては
うまくいく訳ありません。
もちろん、「うまくいくわけない」と言っても
その場はうまくいったと思えることも
あるでしょう。
でも、そういう場合は、決まって、
後でとんでもないことになります。
ポイントは相手にあるのではなく
自分にあるのです。
「自分は間違ってない!」
そんな風に思えるときほど、
自分の非を自らの中に探したほうが
賢明なのです。
そもそも、現状、トラブっている時点で
絶対に自分に非があってしかるべきなのです。
仮に非ではなかったとしても
相手にそうさせる「なにか原因らしきもの」が
絶対に自分の中にある。
そう思って省みないと謝罪などやったところで
却ってトラブルが深くなることだってある。
逆に、原因や非を自分の中に見つけに行けば
相手との関係が前よりも強く繋がることもあるわけです。
さて。
長々とお話しましたが、
これは実はギターとの付き合い方も同じ。
ギターなら、聞いてくれる人から見たら
自分の演奏はどのように見えているのか?
という部分をまずは想像し、自分の演奏を確認。
そして、自分の何かを変える。
それは自分が信じている
思い込みかもしれません。
やり方かも知れません。
努力の量かもしれません。
何かは人それぞれですが、
心当たりがあるものはすべて潰す。
そうやっていくと勝手に出音は変わります。
昨日もお伝えしたように、
演奏というのは奏者の内面がすべて現れる
という前提でモノを見ましょう。
それは自らを省みる。
自省することになります。
自省というのは自制であり、
身を修めるということと繋がります。
自分を修める(整えられる)と
初めて他人に影響を与えることができると
経験上思います。
参考になればうれしいです。