孫子にこんな内容の文章が出てきます。
最上の策は、敵の意図を見抜いて
これを封じることである。
これに次ぐのは、
敵の同盟関係を断ち切って
敵を孤立させることである。
第三が戦火を交えることであり、最後の策は敵城攻撃である。
一見、ギターに何の関係があるのか?
と思うでしょう?
実はおなじことがギターにも言えるのです。
どう同じなのかシェアしましょう。
まず、
最上の策は、敵の意図を見抜いて
これを封じることである。
これは、事前周到に準備しておいたら
特別なことをしなくてもうまくいく、、、
被害もなく、勝利を得ることが出来る、、、
最高の結果を得ることが出来る、
と言っているのです。
つまり、ギターの練習でも
普段からちゃんとした方法論で
コンスタントに努力している人は
新しい曲やフレーズを弾く時に特別なことをしなくても
短時間で少ない労力でストレスなく
弾けるようになるってことです。
次。
これに次ぐのは、
敵の同盟関係を断ち切って
敵を孤立させることである。
これは、出来るだけ事に当たる際に
有利になるように振る舞えってことです。
そうすることで
被害を最小に抑える事ができる策です。
ギターに置き換えるなら、
それまでは効果の上がらないことを
やっていたけど、それまでの間違いを認め
ちゃんとした方法を採用すること。
実践を仕組み化して
自分が動きやすくすることです。
次。
第三が戦火を交えること
これは、直接、兵隊を繰り出し、
対決をするということです。
負けたときは甚大な被害を被り、
仮に勝てたとしても兵隊の被害が甚大、
という実のない勝利になってしまう。
ギターに置き換えるなら、
いざ弾けないフレーズを練習する時に
練習法を調べて手当たり次第に実践する
という感じでしょうか。
多くの人がよくやる策であり、
結果、練習法難民が大量発生する。
最後の策は敵城攻撃である。
これは自分が不利なのにも関わらず
勝負する、ということです。
一番負けのリスクが高く、
被害も甚大になる。
何も考えなくても出来るし
自己を律する必要もないから
ストレスもありませんが、、、。
その代わり、一番負ける。
国が簡単に滅亡する、完全に愚策です。
ギターに置き換えるなら、
先人のやり方を勉強もせず、
むしろ、色んな理由をつけて拒否して
自分の感覚だけで練習する。
趣味だから良いのだ、とか威勢のいいことを
言っているけど、結局趣味ごとき
上手くやれずに挫折する、という
残念な恥ずかしい結果を一番引き起こすのが
これだと思います。
ね?
ちゃんと当てはまっているでしょう?
あなたはどの策をとっているでしょうか。
そして、これからどの策を採用するでしょうか。