あなたはなぜ、ギターを弾き始めましたか?

 

突然、質問からスタートしましたが、以前、レッスンの生徒さんにこの質問をしたらこの後、こんな会話になりました。

 

生徒

「学生時代の通学路にレコード屋があったんです。

そこにテレキャスが飾られていました。

 

通るたびにそれをみて「かっこえぇなぁ」と思ってたんですよね。」

 

奥田

「その通学路はほかの人も通ってましたよね。

でも、〇〇さん(生徒さんの名前)はかっこいいと思った。

ほかの人は思わなかったでしょうね。」

 

生徒

「そうでしょうね。

結局、そのギターをレコード屋に交渉して購入しましたし。」

 

奥田

「そこまで〇〇さんを駆り立てたのは何なんでしょうね。」

 

生徒

「う~ん、わからないですね。」

 

 

そう、わかりません。

 

ここまで読んだあなたもわからないのでは無いでしょうか。

 

僕にもわかりません。

 

 

この生徒さん、当時学生だったのに、店側に交渉してギターを手にしました。

 

でも、この通学路を通っていたほかの人達はそこまでのことはしていません。

 

なぜ、彼がギターを弾きたいと思って、それをわざわざ交渉までして手に入れたのかはわかりません。

 

 

でも、ここには1つ大きな事実があります。

 

何かわかりますか?

 

 

それは…

 

ギターが弾けるようになる人というのはこういう人だってことです。

 

ギターを弾けるようになる人は、絶対条件として過去のどこかでギターを手にしている、ということです。

 

 

つまり、ギターを手にした、ということは弾けるようになる可能性をどこかで感じているから手に出来るのです。

 

本当にギターが弾けない人は「弾けるようになりたい」とも思えませんので。

 

 

ギター弾けるようになりたい

ギター実際に買った

 

この時点で弾ける可能性が生まれています。

 

ギターとか音楽に縁があるってことです。

 

この可能性を活かすも殺すもあなた次第なのです。

 

 

センスとか才能とか、そういうよくわからんものを当てにせずに、「ギターを弾けるようになりたい」と思えた事実や、ギターを実際に買った、という事実を大事にしましょう。

 

あなたには弾ける未来があるのです。