孫子の兵法というのがあります。
有名なので名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
これは2500年くらい前に書かれた戦争指南書です。
僕は中国古典が好きでよく読むんですがたまたま孫子の兵法を読んでたら「勝利を予知する5つの特徴」というのが出てきました。
つまり、この5つの特徴を知っていたら戦う前から勝てるかどうかがわかる、ということです。
よく考えるとすごいですね。
戦う前から行方がわかるわけですから。
さて。
戦争の話とギターの話に何の関係があるのか?とおもっているかもしれませんね。
でも、関係するのでもう少しお付き合いください。
ここでちょっと考えてみましょう。
勝利を予知する5つの特徴をなぜ、孫子は残したのか?
これを考えるとある一つの気づきがあるのです。
それは、、、、
全部知ろうとするな、ポイントを抑えろ
ってことを伝えたかったんじゃないかと思うのです。
戦争の場合は状況の見極めができないといけないのは素人でもわかります。
だからこそ情報が重要になる。
でも、何でもかんでも知ってればいいってわけではないってことがいいたかったんじゃないかと思うのです。
情報収集だけしてても事態は前に進まないからです。
ギターは戦争と違って気楽なものですが、今みたいに情報がたくさんあるとわけが違います。
何でもかんでも先に知ろうとしてしまいがち。
でも、そうやって何でもかんでも情報収集している間は何も弾いてないはずです。
確かに情報は必要です。
知識も必要でしょう。
でも、それだけでは弾けるようにはなりません。
情報収集するならポイントを押さえるべきでしょう。
ギターならなにが重要でしょうか?
何を知ってたらあなたは弾けるようになるでしょうか?
何をどんな順で練習したら弾けるようになるでしょうか?
そういうことを考え始めると人は変わります。