さっき宅配便ユーザーさんの一人とZoomしてました。
この方、10年くらいギターやったりやらなかったりを繰り返していたそうです。
その間、ずっと教則本をやっては辞めてを繰り返していたそうです。
もちろん、それでうまくならないから宅配便をされているわけですが、、、
※宅配便というのは僕が主催するギター練習サービスです。
宅配便をやったことでわかったことがあるそうです。
それが何かというと、、、、
中途半端で置いとくことがどれだけ効果が高いか、
ということだったそうです。
それまでの彼は、教則本をやっては辞めてを繰り返していたそうですが、、、、
その時の彼は教則本に書いてあることを完璧に出来るまで次に進まなかったそうです。
付属のCDと同じように聞こえる演奏が出来たら次に進むという方法。
これでいくと本の最後まで行くまでに心が折れてしまっていたそうです。
大体、教則本に書いてあることは最初は簡単だけど段々、難しくなる。
そして、自分がやりたいことは最後の方に出てくる。
でも、その最後までは行き着かない、という。
これが今までの彼だったわけですが、、、
宅配便で僕が推奨するのは全く反対だったのが衝撃だったようです。
課題を完璧にこなすことではなく中途半端になってもOKとすることなので衝撃的で当然ですよね。
でも、彼が素晴らしいと思ったのはそれをやってみたことです。
やらないと真相はわからないからです。
で。
やってみると、、、、
練習が楽しくてたまらないそうです。
そして、当然、練習は続いてるし、宅配便もまだ1ヶ月しかやってないけど、前より間違いなく指が動くようになっているそうです。
ギターは別に中途半端においておいても良くなるものなのです。
もちろん、練習の内容が無茶苦茶だと中途半端においておいてもだめですけど。
でも、練習内容が練られたものを使っているなら別に進捗が中途半端でも良いのです。
そもそも、僕たちが望むのは演奏力の向上なはずです。
初めてのフレーズでも2~3回弾いたらプロっぽい出音で弾ける、、、、
こういう状況ではありませんか?望むのは。
教則本に載っているフレーズや、宅配便等で提示される課題フレーズが弾けることでは無いのですよ。
どんなフレーズでも2~3回弾いたらプロっぽい出音で弾ける。
※もちろん、超絶技巧的なものは別
つまり、高い演奏力が身についている状態です。
これが目的なのです。
ならば、一時的に弾けないフレーズがあっても良いのです。
進捗など中途半端で全然OKです。
そんなことをしててもやるべきことをやっていればどーせ弾けるようになるのはうちの数多くの生徒さんや実践者さんが証明したことです。
完璧にやらなければ次に進んではいけないと自分を縛るのと
やるべきことを押さえた上で「どーせ弾けるから」と進捗を手放して楽に継続出来る状態。
あなたはどちらを選ぶでしょうか。