先日、オンラインレッスンの生徒さんが
こんなことを言ってくれました。

「前回教えてもらったピッキングを
やってみたらすぐに音が変わって
びっくりしました。

今まで出来てると思っていたことが
実は出来てないとはよくあることだけど
それを警戒しなければならないと
いわれていた意味が分かりました。」

こういうことはよくあることなのです。

この生徒さんはもう、10年近く
オンラインレッスンを
受講してくれている方なのですが
それでもこういうことはある。

こういう話をすると

「そんなに素早く変わるような
ピッキング法があるなら
なぜ、もっと早い段階で教えてあげないのか」

と聞かれることがあります。

僕が出し惜しみをしているとでも
思うんでしょうね。

でも、出し惜しんでいるわけではないのです。

いきなり言っても価値がわからない段階の時に
教えると
よりひどいことになることがあるからです。

例えば、先のピッキング法を
彼が初心者だったころに教えたところで
そのピッキングを捨ててしまう可能性が
あるのです。

でも、自分なりに色々やっても
出音がなんだかしょぼい気がする

というフラストレーションがあったからこそ
そのピッキング法の価値が分かるのです。

教えというのはありがたみが分かる時に
取り入れないと血肉化しにくいものなのです。

こういうことからも、最初から
間違いのない、失敗のない道を通りたがるのは
まだまだ物事の道理がわかってない証拠だと
思えてなりません。

情報を探してさまようくらいなら
さっさと弾きたいものを弾いて
フラストレーションと向き合ったほうが
現実的に楽しめるのです。

追記

この話は、何千年も昔からいわれているのに
出来ない人はすごく多いのです。

それくらい行動は
めんどくさいものかもしれません。

でも、そう言って面倒くさい感覚に
流されてると
後になって後悔する。

彫刻も途中でやめれば朽ち木すら折れないが、
彫り続ければ金属や石をも彫ることができる

というのは
これで教えられていることなんですけどね。

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ギターも全く同じです。