サポートさせてもらっている
ギターコーチの一人が
非常に素晴らしい文章を公開していたので
シェアします。
ギターを人前で弾いて
演奏が終わったあと知り合いに「ギター弾けるって気持ちよさそうだなー、
と思いました」と言われたので
「気持ちいいですよ。
やってみたらどうですか?」と言ったら
「いやいやいや、私なんてもう年ですから」
と言われました。
結論から言うと、年なんて関係ありません。
大人になって始めたってまったく遅くないです。
そもそも遅いって
何に対して遅いのでしょうか?若いうちに始めないと弾けなくなってしまう、
という意味で遅いのでしょうか?いつのまにか植え付けられた先入観で
ギター弾くのをあきらめてしまう、
これほどもったいないことはないです。実際、私だって
ちゃんとギター弾き始めたのは45歳からです。高校生のときに1年弱弾いて挫折したので、
大人になって始めた人と
ほとんど変わらないです。
全くそのとおりだと思いました。
年齢的なことを弾かない理由にしている人は
いつの時代もおるのですが、
それは思い込みに縛られているだけです。
弾くからにはモノにしなければいけない
モノにならねばカッコ悪い
モノにするには若いときからの努力が必要
モノにするにはセンスが必要
モノに出来ないならやる意味はなく、無駄である
…他にもあるかもですが、
こういうことを信じている人は意外に多い。
実にもったいない。
自らを限定するような考え方だと思います。
ギターをただの趣味として軽く扱っておる
浅い考えの人は多いですが
人生の中でやることに違いはありません。
自分の人生でやることに
人の目なんて関係ないし
とやかく言われる筋合いもない。
ギターなんぞ弾いて何の役に立つのか?などと
ド失礼なことを平気で言ってくる人に
僕自身何度も遭遇したことがあるけど
そのたびに「こいつは馬鹿じゃないか」と
思っていました。
弾いてもおらんくせに何がわかるものか。
それにわかりやすく役に立たないものは
人生から排除する、という考え方は
非常に人間の生というものを
軽く考えておると思います。
人間の生、一生とはそんな簡単な
わかり易きものでは無いでしょう。
深遠なものです。
しかも、他人は自分の代わりに
生きてくれるわけでもないのだから
(つまり、責任が取れるわけでも無いのだから)
余計なお世話だと思って、そういう人とは
極力付き合わないようにして、
自分が信じることをやってきました。
あれから30年近く経つけど
ここに来て振り返ると、
それは間違いではなかったと改めて思う。
だから、年齢なんて気にせずに
弾きたいように弾けば良いのです。
年齢を重ねてるから弾けないなんていうのは
まやかしも良いところなのです。
安心して弾いて良いのです。