前回、山下達郎さんのインタビューから
抜粋してお送りましたが、
あの後にもまだまだ、ギターのヒントが
ありましたので続けて紹介します。
達郎さんとしては、
ご自分はどういうギタリストだ
と思われますか?
という質問に対してこう答えられています。
素人に毛が生えたぐらい
じゃないですかね(笑)。でも、もともとパーカッションを
やっていたので、タイムの取り方が
打楽器的なんですよね。ピアノにしてもギターにしても、
打楽器的な要素というのは大きくてね。ギターは19世紀の半ばぐらいにこの形になって、
スペインのほうから来た楽器だから、
リズム楽器としての伝統もあるんですよね。
これを読むと多くの方は
「なるほど、やっぱりリズムが大切なんだな」
と思うものです。
あなたはどうだったでしょうか。
もちろん、それは正解です。
でも、それではちょっと表面的ですよね。
本当はこのインタビューには
もう一つ奥にある達郎さんの
世界観というか視点があると思うのです。
そして、そこにこそ、
あなたが一生ギター演奏で困らなくなる
答えがあると思えてなりません。
あえて、今回は答えをシェアしないので
達郎さんの世界観・視点を読み取ろうと
してみてください。
あなたが達郎さんの立場で
達郎さんのセリフを口にするとするなら
どんな視点でモノを見ているときか?と
考えてみてください。
僕の答えは次回お話しますね。