ギターソロやメロディが弾けるようになりたい
と言われることがよくあります。
もちろん、みんなそれぞれに弾いています。
でも、テンポが追いつかなかったり
指が動かなかったり
どう弾いているのかわからなかったり…
といろんな障害が発生するのです。
で、昔からよくある伝統的な
アドバイスの1つが
テンポを遅くして弾きなさい
というもの。
これは昔から言われているだけに
全く正しいです。
しかし、これでうまくいかない人もいるのが
現実です。
でも、うまくいかなくて当然で。
「遅くする」と言っても…
どれくらい遅くして良いのかわからない
どうなったらテンポアップして良いのか
わからない
逆にどんな時はテンポダウンして
良いのかわからない。
…とこんな感じで、
実際にやると判断基準がないことに気づいて
どうして良いのかわからなくなる。
ここでテキトーに自分で基準をこしらえて
やれる人はいいんだけど、
大抵の人は真面目だから
自分で基準をこしらえて
見当違いなことをするのが怖くなってしまう。
で、結局フリーズする。
じゃあ、基準があれば良いのか?
ということで基準を教えたとしても
今度は、その基準を満たせなくなる。
例えば、テンポ130の16分音符を弾いているとして
テンポ90くらいから上になると
基準を満たせなくなって
どうしようもなくなるわけです。
ここで基準を満たせなかったときに
どうしたら良いのかが決まっていたら良いのですが
そんな戦略的にやれるくらいなら
レッスンになんか来ないし
YouTube見すぎて難民化することもないのです。
このようにリードやソロに関しては
この基準問題が多発します。
如何に機能する基準を持つか?ということが
大事だということです。
あなたに基準はあるでしょうか?
ないなら、まずはそれを決めることから
スタートしてみてはいかがでしょうか。
追記
因みに僕はリズムを基準にしています。
生徒にもそれを指導しています。
「リズムを基準にする」という
意味がわからない場合は
ぜひ、エレキギター練習の教科書を
御覧ください。
読んでも100%の理解は出来ないとは
思いますが、少なくともリズムに対する
モノの見方は変わるかと思います。
以下のリンク先にてメールアドレスを
登録すると無料で読めます。
↓
追記 その2
もし、あなたが今日みたいな話に感銘を受けるなら
この本はかなりのヒントになると思います。
僕が唯一読み込んだ教則本です。
↓
久しぶりにこの本を読んだけど
全部同意賛成できない内容ではありますが
概ね僕は同意できる内容です。