最近、ギターソロを完コピするのが
僕の息抜きになっています。
そんなことをやりだした発端は
覚えてないのですが、
ソロの完コピをやりだしたことで
ギター弾く時間が増えたように思います。
で、25年ほど前に捨てたギターソロを
再度やってみて思いました。
ほんまリズムギターやっててよかった…
と。
多分、リズムギターやってなかったら
ソロの完コピとかこんなサクサク進まない。
30年前くらいに頑張ってソロを弾いてた自分に
言ってやりたいです。
「それ、そのままやってても
弾けるようにならないよ。
リズムやれ」
と。
それくらいリズムには威力がある。
だから、クラプトンはジミヘンのリズムギターを見て「ギターってあぁやって弾くんだな」と思ったという話がある。
アメリカから渡ってきた新人、
ジミヘンのライブが自分たちのライブより
盛り上がっていたのを見てそう思ったらしい。
でも、さすがクラプトン。
それがリズムにあると喝破した。
こういうのを聞くとセンスがあると思います。
だから、クラプトンの演奏のリズムは
とてもきれいに整っている。
その後継としてEVHも
その後継のヌーノベッテンコートや
ポールギルバートも
EVHとともにBeat itで共演した
スティーブ・ルカサーも
AC/DCも速弾きのイングヴェイに至るまで
みんなリズムを大事にしていることを
明言している。
ここまで先人が口揃えていっているのに
リズムギターは地味で退屈で
面白くない練習だと思っている人が多いのを
見ると大衆性というのものがどういうものか
思い知らされるような気持ちになります。
そして、その大衆性の結果が90%の挫折という
事実なのはなんともはや。
こういうのを感じると
オルテガの「大衆の反逆」を思い出す。
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さて。
こういう話を聞いてリズムギターをやりたいと
思える人は幸多き人だと思います。
人間は結局、何を教えられても
受け取れないものは受け取れないから
無理を言うつもりはないだけれども
楽しく弾けるようになりたいなら
リズムギターだけは避けないほうが良い、と
言いたくなりますね。
心ひかれることがあればリズムギター、
やってみてください。
追記
ちなみにリズムギターの練習の
具体的なやり方はエレキギター練習の教科書に
書きました。
この練習方法が事前知識も準備も腕前も
必要なくやれるやり方だと思います。
無料で読めるのでどうぞ。
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