体験レッスンをやったときのこと。

 

その方は弾き語りがしたくてギターを手にとったということでした。

演奏見せてもらうと、一応、普通に弾けるし、おそらく誰が聞いても音楽として特になんの問題も感じないレベルです。

 

でも、多分ライブになると苦労するだろうな、と思うような音が出てました。

 

 

観察していると明らかに伸びしろがある。

しかし、当の本人はどこにどんな伸びしろがあるか気がついていない。

 

生徒さんはこのパターンの方が多いです。

 

 

この方の場合はギターの構え方にありました。

ギターの構え方が原因で音がこもり、ライブになるときっとそこがストレスになりかねないと判断。

 

 

なので、ギターの構え方で一つだけアドバイスしました。

 

すると・・・

出音が変わる。

 

この間の所要時間はたったの5分です。

でも、この5分間はこの方の価値観を揺るがす出来事になります。

 

 

「自分にはこんな可能性があったのか」

という気づき。

 

 

一番びっくりしたのは本人です。

その証拠に、アンケートにその事が書かれていました。

 

 

体験が重要

この体験が重要だといつも思うのです。

もちろん、これはレッスンでの話だからあなたが誰かのレッスンを受けてるとかじゃないと使えないアイデアだと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

この体験を起こす可能性を高めれば良いのです。

 

 

どうやって可能性を高めるか?

 

それは、今出来ることを精一杯やることです。

 

そのやり方なり何なりが間違ってても良いのです。

間違ってようが気にせずにやり続ける。

 

 

結果、誰かと出会うかもしれません。

なにかに出会うかもしれません。

なにかに気づくかもしれません。

 

何が起こるかわかりませんが、継続した行動が新しいきっかけをくれるのです。

 

じっとしないことです。