ギターの上達で
多くの人が見落とすことがあります。
それは、気分を無視することです。
言い換えると
「楽しさを大事にしない」ということでも
あります。
この「楽しさ」というのは
意外と誤解されているように思います。
僕も昔は誤解していましたので
誰にでも起こることだと思っていますが…
ここを誤解しているともったいないので
今、僕に見えている楽しさ論をシェアしようと
思います。
さて。
「楽しさ」に関しては
一番大きな誤解があります。
それは…
「結果的に感じることだ」
と思っている点です。
〇〇を弾く
↓
「楽しい」と感じる
というイメージを持っている、
というのは50点の回答だとおもうのです。
この〇〇には基礎練習フレーズが
入る人もいるし
実際の曲が入る人もいるでしょう。
〇〇に何が入ってもいいんだけど
要は、何かの行動を起こすことで
気分があとから付いてくる、というのは
理解が浅いということです。
基礎練習でも実際の曲を弾くのでも
先に気分が来るのです。
例えば、こんな感じ。
↓
この曲弾けたら楽しいだろうなぁ、
とイメージする
↓
楽しい気分になる
↓
弾く
という感じ。
こんな風に、気分というのは先に創れるのです。
これを逆にすると、
弾いてはみたものの
あんま楽しくない…
という感じになりやすいのです。
もちろん、弾いてみて感じる楽しさというのは
あるのです。
でも、みんながみんな感じられるか?
と言われると
かなり個人差があるとおもうのです。
でも、先に楽しい気分を創ることなら
割と誰でもできる。
やってる人が少ないだけ。
このように先に気分を大事にすると
楽しく上達する、ということは
可能になります。
気分を創ろうとして創れないときは
ちょっと休んだりして
再チャレンジすると簡単に
創れるようになったりする。
この「楽しく弾く」というニュアンスが
共有できると割とみんな
楽しく弾けるようになります。
楽しく弾けたら継続を意識しなくても
継続するからあるときに、上達していることに
自然と気づくこともできるのです。
同じやるなら楽しくやれるほうがいいですよね。
この考えに同意できる場合は
自分なりにやってみると良いかも知れません。