キッスのエース・フレーリーが亡くなりました。
御冥福をお祈りします。
あまりそこまでキッスの知識があるわけでは
ないのですが、結構キッスの曲はコピーした
思い出があります。
音楽学校時代にもキッスの曲は課題で
弾くことがあったし、
なにげに色々弾いたなぁ、と。
エース・フレーリーの印象は
素顔は東洋人みたいな感じで、
その内面は誠実な人というものです。
そして、人生において大事なことを
知っていた人だという印象があります。
それを表したエピソードがあるので
紹介します。
彼はなにかのインタビューかなんかで
こんなことを言っていました。
売れっ子バンドになって
大金を稼ぐようになるまで、
いろんな仕事をしていて
メンバーでホテルの部屋を共有してた。
でも、バンドがヒットした後は、
別々のスイート・ルームに泊まるようになった。
そして、ばらばらになった。
というようなことを言っていたことです。
ここにはある種の寂しさがある。
そして、音楽をやるというのは、
気の合うもの通しで一緒に音を出すことであり
そうやって得た人間関係は本当の財産なんだ。
と言うことを言いたかったのではないかと
思ったんですよね。
やっぱりギタリストとか
ミュージシャンの言う事って
よくよく耳を傾けるとすごく大事なことを
教えてくれます。
折角ギター弾くんだったら
この人と合わせる楽しさを
経験してほしいと思います。
そして、それによって得た素晴らしい友人が
一人でもいるのといないのでは
大きく人生の質が変わるとも思います。
エースさん、ありがとう。
追記
誤解してはいけないのは
豊かになることや成功することがダメなのではなく
豊かさや成功を経験して
大事なことを見失ってしまうことが過ちである、
ということですよね。
確か、先のインタビューは
若いときのものではなかった
と記憶しているのですが…
そうなるとこの過ちは年齢を経ても
苦い経験、惜しい経験として残っている
ということです。
こういうことからも先のエースの話には
重大な価値があると思います。
追記 その2
確か先の話にでてきた、
KISSが売れることになったのが
この時だったと思います。
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