最近読んだ本にこんな話がありました。

仕事は生まれ持った適性や趣向で決めるべきか
それともたまたまついた仕事を努力でもって
天職とすべきか

みたいな話。

どうも昔から論じられていた問題だそうです。

これ、仕事だから議論になるけど
ギターでは議論されることはないでしょうね。

大抵の人は生まれ持った才能があるから
ギターうまくなると思っているから。

でも、ギターこそ、
ここをしっかり考える価値はある
と思っています。

つまり、ギターは生まれ持ったセンスなのか、
それとも後天的な努力なのか?という話。

これはどちらも正解だと思うのです。

つまり、生まれ持った才能がなくても
後天的な努力でうまくなります。

今思い出した話があります。

手前味噌で申し訳ない話なのですが…

以前、見えないものが見える人と
話したことがありました。

仕事は何をしているのか聞かれて、
「ギター教えてます」というと
仕事にどれくらい従事したか期間を聞いてくる。

もうかれこれ約20年になろうとしていることを
言うと驚いていた。

何故か?

全く向いてないはずだからだという。

これ、聞く人が聞いたら
失礼な人だと思うかもしれませんが、
僕はこれを聞いた時に確信しました。

あぁ、やっぱりギターにセンスなど関係ない、と。

だって、センスなくても仕事になるレベルになる、
ということを証明したようなものだから。

逆に嬉しかったですね。

この様に、生まれ持ったセンスがないから
ギターが弾けるようにならないのだ、
なんて言うのは、大間違いである、
ということです。

人間は努力次第で如何ようにも変わることが
出来るのです。

逆にセンスがあるけど努力を怠ったことで
せっかくのセンスがふいになる、という話は
たくさん耳にするではありませんか。

結局は努力次第。

ならば、楽しく継続する努力が出来るように
工夫するのが賢明な道だと思いますが
いかがでしょうか。