サムライの語源をご存知でしょうか?
「さぶらふ」が語源らしいです。
では、「さぶらふ」とはなにか?
これは「守る」という意味らしいです。
つまり、サムライというのは守りたいものがある人の事だというのです。
自分よりも大切に守りたいものが生まれたときに人はサムライになるということも言えるわけです。
この話を聞いたときに、日本人の美徳を感じました。
自分よりも大切にしたいもののために生きるのが僕達の本質だというのはなんともしっくり来る気がしたからです。
さて。
これ、実は音楽でも同じなのです。
わたしの満足を求めている間は大してうまくもならないし、楽しくもならない。
でも、あなたの満足を自らの音楽に求めだすとこれがヒックリ変える。
面白いもんですね。
やはり人間というのは我が出てくるとうまく物事が回らないものかもしれません。
では、音楽において「あなたの満足」を追求すると何が見えてくるか?
それがトーン×リズムだと僕は思っています。
ここを追求するとギターは変わります。
なぜかって?
なぜなら、「あなた」が聞くのはトーンとリズムだからです。
あなたは「わたしの満足」を追求しますか?
それとも「あなた」の満足を追求するでしょうか?