前回の続きです。

前回↓

トーンとリズム VS 音楽の3要素

軽くおさらいすると…

音楽はメロディ、ハーモニー、リズム(音楽の3要素)

 

でも、演奏をやる上では

トーンとリズムを意識する形でいいよ、

という話です。

 

で、これはそもそもの前提が違う

という話でした。

 

音楽の3要素は構造の話。

トーンとリズムは演奏の話

という前提が違うのです。

 

という話をしたわけです。

 

これ、一番わかり易い説明になるだろうと

思ってこの切り口で話しました。

 

でも、実はもうちょっと違う話もあるので

そこをシェアします。

 

どんな話か?

 

それは…

 

構造という前提でみてもトーンとリズムは

通用するということです。

 

構造の話、演奏の話という前提が違うから

両方が成立しているという部分も

あるのですが、仮に構造の話をするにしても

トーンとリズムで別に何も間違ってない、

という話です。

 

確かに、曲やフレーズを構成するのは

メロディ、ハーモニー、リズムです。

 

これを一つずつ丁寧に見ていくと、

こうなります。

 

メロディ

=何らかの音が

何らかのリズムで出力されたもの

 

ハーモニー=音の塊

 

リズムはそのままですね。

 

つまり、メロディはトーンとリズムで

できている。

 

ハーモニーは音の塊、

つまり、トーンです。

 

リズムはそのまま。

 

ね?

 

トーンとリズムしかないでしょう?

 

要は表現の仕方が違う、

音楽を観察する視点が違うだけで

同じことを言ってるんですよ。

 

もちろん、これだけで納得できないって

こともあるでしょう。

 

(特にハーモニーのあたりはコード進行と

絡んでくるので話がややこしくなりがちです。

ホントは何もややこしくないんですが。)

 

よって、続きも話す必要がありますが、

今日は長くなったのでこのへんで。