「あれ…?」
何度押しても反応しない…
電源をつないでも反応しない…
どうやらご逝去されたようです…
ノートPCが壊れました。
家電というのは突然壊れます。
先月、教室にあるデスクトップも壊れ、新調したところ。
なのに今度はノートが…
「またかぃ…」
PCがないと仕事にならないので、新調することになります。
一瞬…
「ついてないな…」
といい「そう」になりました。
つまり、言わなかったのですが、なぜだと思いますか?
なんで壊れたのか?
なんで不運が重なったのか?
単に寿命だったのです。
同じ時期にデスクトップとノートを買ったから同じ時期に寿命が来ただけのこと。
でも、こういう時に僕たちは自らの不運を感じます。
そして、実はこの構図。
ギターにも言えるのです。
ギターでよく聞く
「俺はセンスが無いからうまくならない」
というやつはこれと似ているように見えるのです。
うまくならないのは、やり方が悪いか、態度が悪いか、必要な知識を持ってないか、くらいのことです。
それをセンスというよくわからないもののせいにする。
すべてのことには因果関係があるのは疑いようのない事実でしょう。
でも、こと楽器に関してはセンスを多くの人は持ち出します。
自分にはセンスが無いから、うまくならない。
一見、納得してしまいそうな理屈ですが、よくよく考えると変な理屈だと思いませんか?
すべてのことには原因があります。
原因がわからないのは知らないか、見えてないか、想像できないかだけのことだと思います。
そして、長年のレッスンとたくさんの生徒さんと接してきた経験上、僕は音楽に関してはセンスもクソもないだろう、と思っています。
楽器演奏の上達とセンスの関係。
本当にあるのでしょうか?