長女の小学校で運動会がありました。
早速、行ってきたのですが、最後の閉会式で先生が興味深いコメントをしました。
こんなコメントです。
↓
今日の運動会、ひとつ共通することがあるのですが気づきましたか?
実は個人競技は1つも入れてないんです。
そうしたのはみんなに「チームとして動く」ということを意識してほしかったから。
勝ったとか負けたとかはスポーツにはあるんだけど、勝ったとか負けたではなく、チームのメンバーを思いやったり、自分がチームの為に何が出来るか?ということを考えたり。
そういうことをみんなに身体で覚えてほしかったんです。
もし、そういう風に思えなくてもそういう心を養ってほしい。
そう思ってこの運動会を企画しました。
えらく心を動かされました。
というのも、音楽もそうだからなんです。
音楽は個人競技だとおもっている人は多いです。
特に一人で演奏している人、趣味で演奏している人にはそういう考え方の方がいます。
もちろん、個人競技のような側面はあるのです。
でも、それ以上に、音楽というのは聞き手が存在するのです。
バンドやっている場合はライブとかやらなくてもバンドメンバーが聞き手になります。
一人で演奏している場合はあなた自身が聞き手の役割も果たしているのです。
そういう聞き手が必ず存在するのが音楽なのです。
そして、聞き手を意識することが出来ると演奏は変わります。
それを考えたときにあなたが今やっていることは大丈夫でしょうか?
機械的なフレーズを弾くことは誰を喜ばせることになるでしょうか?
演奏をよくするのに使いもしないコードポジションのバリエーションを知ることは誰を喜ばせることになるのでしょうか?
使いもしないスケールやモードのポジションを暗記するとこは誰を喜ばせることになるのでしょうか?
ぜひ、あなたも含めた聞き手を喜ばせる為に音楽をやってもらえたら嬉しいです。
あなたは誰の為に音楽をやっているでしょうか?
追記
ちなみにここには聞き手を喜ばせる為に最初にやるべきことを書いたつもりです。
よかったらご参考にしてみてください。