うちの卒業生でこんな方がおられました。

 

 

 

引っ越す時にパツパツにものが入った

ダンボールが3つ出てきた。

 

 

彼はそのダンボールを開けて

空いた口が塞がらなかった…

 

 

何が入っていたか?

 

 

すべて、教則本だった…

 

 

 

彼はそれを見たときのことを

僕に話してくれました。

 

 

そして、最後に

「もっと早く先生に出会いたかった…」

と言ってくれました。

 

 

 

ここで一つイメージしてみてください。

 

 

1つのダンボール箱にパツパツに

詰まった教則本…

 

ゆうに20~30冊は入るでしょう?

 

 

仮に30冊と考えて、

教則本の平均単価は2000円くらいするから

1箱6万円。

 

 

それが3箱だから18万。

 

 

これ、かなり控えめに考えてこれですよ。

 

 

40冊50冊だってありえるんですよ。

 

 

50冊だったらどうなりますか?

 

 

30万円ですよ。

 

 

 

彼は具体的な数字は言わなかったけど

何十万と損をした、と言ってたので

さっきの計算はいい線いってたんじゃないか

と思います。

 

 

 

さて。

 

 

多くの人は彼の話を聞いたら

気の毒におもうことでしょう。

 

 

そして、自分は同じ目にはあいたくない。

 

 

そう思うと思います。

 

 

あなたはどうでしょうか。

 

 

 

 

でもね。

 

 

僕のもとでうまくなった人って

みんな彼のような逸話を持っています。

 

 

教則本買いまくったけどだめだった。

 

他所でレッスン受けたけどだめだった。

 

みたいなね。

 

 

 

つまり、これはお金支払いまくったけど

うまくならなかった、という体験。

 

 

確かに嫌なもんです。

 

 

お金つぎ込んで望む結果が出ない。

 

 

これは嫌なもの。

 

 

20年前の僕でも同じことを思うと思います。

 

 

 

今、多いパターンはお金かけないけど

YouTubeとか見まくって自分の時間と労力を

費やしまくっているというケースが多いです。

 

 

これだって起こっていることは同じ。

 

 

お金が時間と労力に変わっているだけ。

 

 

同じことですよ。

 

 

時間と労力はお金に換算できるのだから。

 

 

 

嫌なもんですね。

 

 

自分の資源を費やしても

望む結果がでないと言うのは…

 

 

 

でも、あえて考えてみましょう。

 

 

本当にそうでしょうか。

 

 

本当にそれはダメなことなのでしょうか。

 

 

本当にそれは避けるべきことなのでしょうか。

 

 

 

よく、投資は浪費にしてはいけない、とか

「無駄な投資」という言葉を使う人がいます。

 

 

情報発信者とか本書いてる著者とか

教材売ってる会社なんかもそういう考えを

発信されているのを見たことがあります。

 

 

 

でも、よく考えましょう。

 

 

なんで、未来を変えようとして

使ったお金、時間、努力が無駄なのか?

 

 

確かにお金をつぎ込んで

うまくいかなかったら嫌なもんです。

 

 

でも、それは結果が出るタイミングが

先に伸びているだけのこと。

 

 

ただ、それだけのことですよ。

 

 

そこに「浪費」というラベルを貼ったり

「無駄」というラベルを自分で貼って

いいことなんかあるのでしょうか。

 

 

 

もしかしたらあなたも先に紹介した生徒さんや、

過去の僕のように

お金を使いまくって上手くいかない経験を

しているかもしれません。

 

 

努力や時間を投下しまくっても

上手くいかない経験をしているかも知れません。

 

 

 

でも、それはあなたが頑張った証なのです。

 

 

頑張ろうとした証なのです。

 

 

それを無駄だと思っては可哀想ですよ。

 

 

それいっちゃうと報われる日が

ほんとに来なくなっちゃうので。

 

 

 

自分の未来を変えようとして

頑張った自分を否定しないようにしましょう。